ドムドムハンバーガーがまたもやユニークな新作で話題を呼んでいます。9月12日から登場したのは、スーパー戦隊シリーズの原点「秘密戦隊ゴレンジャー」をイメージした「スーパー戦隊バーガー」。
1975年放送開始の名作をモチーフに、アカレンジャーのレッドバンズやアオレンジャーのブルーチェダーチーズなど、各メンバーのカラーを盛り込んだインパクト抜群の一品です。実際に注文してみると、想像以上に鮮烈な色合いと強烈な存在感に圧倒されました。
■ 青、赤、ピンク……想像以上に鮮やかな色合い
「スーパー戦隊バーガー」は「G×DOMDOM(ジー・ドムドム)」を除く全国の店舗で販売され、価格は単品が税込890円、セットが税込1290円です。


バーガーを構成するのは、5色の素材。
アカレンジャーのレッドバンズに、アオレンジャーのブルーチェダーチーズ、キレンジャーの目玉焼き、モモレンジャーのピンクトマトソース、ミドレンジャーのレタス。5つの具材が揃って、1つのバーガーです。
購入した商品の包みをあけると、目に飛び込んでくるのは思っていた以上にカラフルなバーガー。


イメージ画像からある程度予想を立てていたものの、それを遥かに上回る鮮やかさです。
特にブルーチェダーチーズの青さはかなりのインパクト。思わず「青っ!!」と声に出してしまいました。
立ち上ってくる香りもなかなかに強烈で、顔全体にチェダーチーズを浴びたかのような、そんな感じ。モチーフはヒーローながら、このバーガー、かなりの強敵感が漂っています。
ラップから出して紙ナプキンの上に置いてみると、チーズの影に隠れていたバンズやトマトソースの色味も露わに。

ブルーチェダーチーズさえいなければ、彼らがビジュアルの主役になっていたことでしょう。というか青が赤より目立つなんて、スーパー戦隊のセオリーに反しているような。
■ 味は意外とマイルドで優しい
ビジュアルだけですでに満足感のあるバーガーですが、肝心なのは味。

手にとってかぶりつこうとしますが、ここでひとつ問題が。


このバーガー、とにかくチーズの主張が強く、ラップなしでつかむと指先をドロドロに汚してきます。色が色なだけに、なかなかの惨事です。購入した際は、ラップに包んだまま食べることをお勧めします。
気を取り直してかぶりつくと、味はチーズを除けば意外とマイルド。ふっくらとしたバンズと、淡白なパティが優しい口当たりです。玉ねぎの食感もいいアクセントで、子どもから大人まで誰もが楽しめるハンバーガーに仕上がっています。
■ 立ちはだかるアオレンジャーの壁
しかしやはりブルーチェダーチーズが曲者。これにハマるか否かが、バーガーの評価を分けそうです。

青色は言わずと知れた食欲減退色。同じ味でも、この色をしているだけで食べる気が失せる人は多いでしょう。

それに加えて今回の場合はチーズとしてのパンチがかなり効いています。バーガーラップを開いた瞬間から漂う濃厚なチェダーチーズの香りは、ファストフード店ではあまり嗅がないレベルのパワフルさ。目と鼻の両方が試されるバーガーとなっていました。
そして食べ終えた後の手は、紙ナプキンで拭った後もしっかり青が残ってしまうほど。ここからも、いかに青が鮮やかかということが伝わると思います。

これまでドムドムの変わり種バーガーはいくつも食べてきましたが、ダントツで難易度が高いと感じました。
気になった方はぜひ、チャレンジしてみては。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025091207.html