5人のゲームシナリオライターが創作のヒントについて書いた『ゲームシナリオを書こう!』(1600円)が青弓社から4月25日に発売される。
著者は、川上大典(『もえスタ ~萌える東大英語塾~』『魔法学園 デュナミス・ヘブン』)。
ベテランから新人まで、現役で活躍中のゲームシナリオライターが、一堂に会して書かかれた本は珍しい。 そして、基本的な要素は押さえつつ、初心者でもわかりやすく書いてあるのが本書の特徴だ。
米光一成の「キャラクター作りの秘話(アルル・ナジャのモチーフがなんと……)」や、鈴木理香の「ゲームシナリオを書くために大切なこと」など、読みどころ満載。 また、NEXTONの許可を得て川上が書き下ろした、『ONE ~輝く季節へ~』の二次創作のサンプルシナリオも収録されている。
表紙は、イラストレーターの美樹本晴彦(『超時空要塞マクロス』『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』)が担当し、挿絵は漫画家の八神健(「密・リターンズ!」「ななか6/17」)という点も注目。
他にも、「作者の体験談や制作秘話」や「創作のヒント」などこの本で明かされるエピソードもあり、ゲームファンからゲームシナリオライターを志す人まで興味深い内容が多く含まれている。