Googleのサービス「Keep」は、気になったことをその場ですぐにメモできて便利ですが、一度内容を変更してしまうと上書きされ、過去の履歴は残りません。そのようななか、Web版のKeepに「変更履歴」機能が追加されたのをご存じでしょうか? これなら、変更前の過去メモも簡単にチェックできるようになりますよ!
Web版Google Keepに「変更履歴」機能が追加され、 過去メモを確認可能に!
Googleが提供するサービスには「ドキュメント」「スプレッドシート」「スライド」など、便利な機能がたくさんありますよね。
なかでも「Keep」は、急に思いついたアイディアや、あとでやるべき作業などを忘れないようにメモできる便利なサービスです。
Web版KeepはChromeの画面右上から探すことができます(上写真)。気になったことを、その場でメモしておけるのが便利です(下写真)
しかし、Keepの内容を編集すると自動更新されてしまうため、過去の履歴をチェックすることができないのが難点でした。
そのようななか、最近Web版では「変更履歴」機能が追加されたのをご存じでしょうか?
変更履歴を入手することで、すでに更新されて見ることができない過去メモの内容を確認することができるのです。
過去メモはHTMLファイルとしてダウンロードできるので、これを基に過去メモをKeepに貼り付けて復活させることも可能ですよ!
ただし、2023年11月27日現在、変更履歴が入手できるのはWeb版のみ。スマホアプリ版では利用できません。そこでここでは、パソコンでWeb版「Keep」を使って、過去メモを入手する方法を紹介しましょう。
Google Keepで過去メモを入手する手順
メモの右下にある「…」をクリックするとメニューが開くので、「変更履歴」を選択します
すると、過去メモが表示されますので、「ダウンロード」をクリックしましょう。ちなみに上に表示された「現在の版」が最新メモになります
Chromeのダウンロード機能によって過去メモのHTMLファイルがダウンロードされました。保存先は「ダウンロード」フォルダです
HTMLファイルをダブルクリックすると、自動的にChromeのウインドウが開き、過去メモの内容を確認できます。これをコピペすれば、新たに別のメモを作成することも可能ですね
まとめ
いかがでしょうか? Googleの「Keep」において「変更履歴」機能が追加されたことにより、Keepがより便利に使えるようになりました。
残念ながら、現状では変更履歴が利用できるのはWeb版だけですが、いずれスマホアプリ版でも搭載されるようなので、そうなればさらにKeepの使い勝手がよくなることでしょう。
※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)
By OTONA LIFE