LINEで友人から届いた写真を見返そうと思ったら表示されない…。といった経験をしたことはないだろうか?LINEで届いた写真を開かなかった場合、一定期間が経過すると削除されてしまう。
サーバーに保存された写真は一定期間経過後に削除される
(Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com) LINEのトークに届いた画像だが、「×」が表示されて見られないということがある。これは、LINEのサーバー上での保存期限が切れて、すでにデータが残っていないことによって起こる現象だ。こうなると、この画像を見たり保存したりすることはできない。この画像を再度みたい場合は、相手にもう一度送ってもらうしかない。
ただし、写真を一度でもタップして開いておけば(拡大表示しておけば)、キャッシュとしてLINEアプリ内に画像データが保存されるので、この現象は避けられる。届いた写真を一回は開くクセをつけておけば、とりあえずは安心だ。

サーバーの保存期限が切れてしまうと、拡大表示したことのない画像は「×」が表示されて見られなくなってしまう。この状態になった場合は、見ることも保存することもできない
画像は自動ダウンロードが可能だが通信量に注意
受信した画像を自動でアプリ内に保存するように設定することが可能。確実に画像を保存しておきたいなら、設定を有効にしておくのがお勧めだ。ただし、モバイル通信でもかならずダウンロードされてしまうので、通信量の消費には注意が必要。写真だけならともかく、動画も保存の対象となってしまうため、通信料を節約したい人は設定しないほうがいいだろう。

LINEの設定画面で「写真と動画」を開き、「写真を自動ダウンロード」をオンにする。これで、トークに届いた画像は自動的にダウンロードされる。
確実に保存するならアルバムやKeepを利用する
LINEで受け取った画像を確実に保存しておくなら、アルバムやKeepを使うのがお勧めだ。どちらも機能に特徴があるので、目的に応じて使い分けるといいだろう。
アルバムは保存容量や保存期間の制限がなく、画像の保存が可能。そのトークに参加している全員が閲覧できるので、画像の共有にも向いている。ただし、アルバムに保存した画像をトークに投稿することはできない。
Keepは、LINE内に用意されたオンラインストレージに画像を保存できる機能。保存した画像は本人のみ見ることが可能だ。なお、保存できる容量には上限があり、50MBを超えるファイルは30日間しか保存できない制限もある。大切な写真を保存しておくのに向いている機能だ。
もちろん、自分のスマホ内に保存することも可能。この方法なら、スマホの容量が許す限り保存することができる。

トークに届いた写真をタップして拡大表示したら、iPhoneは画面右下の「↓」アイコン、Androidは画面左下の共有アイコンをタップする

保存場所の確認が表示されるので、保存した場所をタップする。
せっかく送ってもらった写真が見られなくなるのは残念なもの。大切な画像は、いったん開くか、アルバムやKeep、スマホ内に保存しておきたい。忘れがちな人は、自動ダウンロードを有効にしておくといいだろう。
By OTONA LIFE