「動画見放題」「音楽聴き放題」といったサブスクが普及している昨今。世代によって利用率も異なると思いますが、特にZ世代における利用率はどの程度なのでしょうか。
7割以上のZ世代がサブスクを利用! 複数サービスの利用者多数
Z世代の7割以上がサブスクを利用(「otalab」調べ)
はじめに「サブスクを利用していますか?」と尋ねたところ、7割以上(71%)のZ世代が何らかのサブスクを利用していることがわかりました。Z世代の中でもサブスクはかなり浸透していると考えられます。

サブスク利用者の多くが複数のサービスを利用(「otalab」調べ)
次に、Z世代のサブスク利用実態を調査。「何個のサブスクに入っていますか?」と質問すると、「2個」との回答が最も多く32.1%でした。次いで「3個」の27.0%となり、6割近い(59.1%)人がサブスクを“2個以上”利用していることがわかります。また、“3個以上”利用する人も4割以上(42.2%)だったため、Z世代のサブスク利用者の多くが複数のサービスを利用していることが明らかになりました。
サブスク利用料金は月に「1,000円~3,000円」がベター?

月のサブスク利用料金は「1,000円~3,000円」が最多の割合に(「otalab」調べ)
続いて「サブスクに月にいくら使っていますか?」と尋ねると、「1,000円~3,000円」が35.6%で最も多い回答となりました。複数のサブスクを利用するZ世代が多いことから、必然的に1,000円以上を超える人が多いのかもしれません。また、約20人に1人は「月10,000円以上」も支払っていることも判明しました。

サブスクでは料金や機能の豊富さを重視(「otalab」調べ)
毎月支払いが必要なサブスクを選ぶ際、Z世代はどのような点を重視しているのでしょうか。「なぜそのサブスクを選びましたか?」という質問では、「料金」が312人で最も多く、「機能の豊富さ(277人)」「認知度の高さ(142人)」と回答が続きました。料金と機能を比較してコスパのいいものが選ばれているのかもしれません。
Amazonプライム・ビデオなど動画配信ジャンルのサブスクが人気

動画配信・音楽のサブスクが人気(「otalab」調べ)
次に「どんなサブスクに入っていますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「動画配信」で、6割以上(62.3%)の人が利用していることがわかりました。また「音楽」との回答も多く、通勤・通学時間や空き時間などに利用できるサービスが人気であることが伺えます。どうやら、タイムパフォーマンス重視の考えでサブスクを利用するZ世代が多いようです。

Z世代が入っている動画配信サブスク第1位は「Amazon Prime Video」(「otalab」調べ)
「動画配信ジャンルのサブスクを利用している」と回答した人を対象に、「どの動画配信サブスクに入っていますか?」と質問すると、「Amazon Prime Video」が68.1%で最多の割合を占めました。動画視聴に加え、Amazonでのお急ぎ便や本の読み放題など豊富なサービスを受けられることが、利用者の多さに繋がっているのではないでしょうか。
今回の調査結果から、Z世代の7割以上がサブスクを利用しており、その中でも動画配信ジャンルが人気であることが明らかになりました。通勤・通学時間や空き時間で利用する人が多いと予測できますが、“若者のテレビ離れ”が進んでいる点も、動画配信ジャンルのサブスク利用者が多い理由に関係してそうです。
出典元:【otalab】
※サムネイル画像(Image:Top_CNX / Shutterstock.com)
By OTONA LIFE