9月16日は敬老の日。モバイル社会研究所の調査によると、シニアの約4割が週1回以上別居家族と連絡(電話・メール・LINE)を行っており、別居家族との連絡頻度が高いシニアは生活満足度が高いことも判明。
シニアの43%が週1以上のペースで別居家族と連絡をとっている
シニア全体で2番目に多いのは、「月に1回程度」の連絡頻度で、「週1回」「月に1回程度」「行わない」は同じ割合だった(「モバイル社会研究所」調べ)
モバイル社会研究所が2024年1月、全国の60歳~84歳の男女1,130人を対象に別居家族との連絡について調査した。まずは「シニアが別居家族とどのくらい連絡(対面ではなく、電話・メール・LINEでの連絡)を行っているか」という質問に対し、最も多かったのは60代男性で「月に1回程度」が26%、70代男性と80代男性は「行わない」でそれぞれ27%と25%だった。また、どの年代も次に多かったのは「年に1度」との回答だったが、「週2日以上」という割合も2割弱となっており、頻繁に連絡をとっている人もそれなりにいることがわかった。
対して女性は、すべての年代の最多の回答が「週2日以上」だった。60代にいたっては40%にものぼり、女性シニアは頻繁に別居家族と連絡をとっていることが浮き彫りとなった。
では、別居家族との連絡頻度と生活満足度の間には、何か関連性があるのだろうか。
別居家族との連絡頻度が高いと生活満足度も高いという結果

(「モバイル社会研究所」調べ)
「別居家族との連絡頻度と、今の生活の満足度 ※0点(とても不満)~10点(とても満足)で回答」と連絡頻度を合わせて見ていこう。生活満足8点以上と高い人の割合は、週2日以上の頻度で連絡している人が57%と最も多いことがわかった。一方で連絡を行わないとした人のうち、生活満足度8点以上の人の割合は35%と最も少ない結果となっている。別居家族との連絡がシニアの生活満足度を上げることは間違いなさそうだ。

女性は子どもより親との連絡頻度が高い。老齢の親を心配しての連絡というのも多いのだろう(「モバイル社会研究所」調べ)
最後に、別居家族の構成と連絡頻度の多さ(週2日以上連絡を行う)に関連性があるかを見てみよう。
敬老の日には別居している両親などに連絡をとったり、一緒にお出かけしたりと計画している人も多いのではないだろうか。年に1度といわず、こまめに連絡をしてシニアの満足度向上に貢献してみてはいかがだろうか。自分自身もシニアになった時に、出しゃばり過ぎない程度に家族とコミュニケーションを積極的にとるよう心がけたいものである。
出典元:【モバイル社会研究所】
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