弁当を、自分でつくる、家族につくる――。小さな実践が子どもの成長を後押しし、教師や親を変えていく。
「弁当の日」は、香川県綾南町立滝宮小学校校長だった竹下和男氏が、「子どもたちに“くらしの時間”を取り戻したい」とスタートした食育活動。買い出しから後片付けまで、“親が手伝わない子どもだけの弁当づくり”を長年提唱し続けてきた。竹下氏は定年退職後、2010年度から執筆・講演活動を行っている。
映画では、20年かけて実証された、「子どもから台所に立つ機会を奪ってはいけない理由」を描く。元西日本新聞の記者で、妻の乳がん闘病と家族の闘病体験をつづった随筆『はなちゃんのみそ汁』の著者、安武信吾さんが初めて監督を手掛けた作品。
当日は、“モヒカン館長”こと、同県の佐久市コスモホール館長・島崎直也さん(なおやマン)と妻のアイコさん(しま:アイ)によるパフォーマンスや、フリーアナウンサーを経て結婚を機に長野県に移住した野菜ソムリエ上級プロ・NAHOさんによる食育クイズなどの関連イベントも予定している。当日スケジュールは、12時15分開場、13時~関連イベント、14時20分~映画上映、16時15分~抽選会、16時20分終了予定。
事前予約制で定員280人。申し込みは弁当の日上映会ホームページ内の応募フォームから行う。締め切りは8月7日(木)。