地球温暖化やヒートアイランド現象の影響もあり、猛暑日の年間日数が年々増加する日本。猛暑は生活にさまざまな影響を及ぼすが、実は給湯器も例外ではない。

ガス給湯器の交換などを専門に手がけているガス給湯器交換サービス(東京)によると、気温の急激な上昇により給湯器に負荷がかかり、「お湯が出なくなった」「燃焼ランプが点滅する」といったケースが多発しているという。

 同社は、本格的な夏が来る前に、原因などの基礎知識や対策法を知っておいてほしいと、ブログ記事「急な暑さでお湯が出ない?給湯器の『燃焼ランプがついたり消えたり』」の原因と対処法」を公開している。

 特に注意が必要なのは、マンションのベランダに設置されている給湯器。直射日光を受けやすい上、カバー付きだとさらに熱がこもりやすくなる。経年劣化も要因の一つ。給湯器の耐用年数の目安は10年から15年。長年の使用により老朽化した各部品に暑さが追い打ちをかけ、故障リスクが高まるため、耐用年数を過ぎている場合は、夏の到来前に点検や交換を検討することが望ましいという。

 ブログ記事では、燃焼ランプの様子についても細かく説明。「ランプが点滅している場合」「ランプがすぐに消える場合」「ランプがまったくつかない場合」など、不具合に応じた機器のチェックポイントなどもアドバイスしている。

 さらに、リモコンのリセット操作やフィルター掃除など、家庭でできる対処法と夏前にしておきたいメンテナンスについても具体的に解説。交換が必要なケースの判断基準や交換費用の相場、補助金情報なども紹介している。

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