今年の花火大会は、受け継がれる伝統と新たな技術との融合に注目を。

 約3000発の花火と500機のドローンが織りなす圧巻の光の競演が、港の夜空をかつてない輝きで包み込む。

和歌山市が誇る夏の一大イベント「第73回 和歌山港(みなと)まつり花火大会」が、今年も7月26日(土)に開催される。

 今年の港まつりの見どころ。その1つめは、ドローンショーの初導入。500機が舞う圧巻演出が夜空を彩る。LEDを搭載したドローン500機が夜空を自在に舞い、アニメーションや文字を描く未来型演出を実施。BGMに合わせた静かな光の演出は、小さな子どもから年配の人まで楽しめる、まさに“次世代のエンタメ”。

 見どころの2つめは、ドローンと花火の競演。毎年来場者を魅了してきた港まつり伝統の3000発の花火に、今年はドローンショーが融合。ダイナミックな打ち上げと、緻密な構成美のコントラストが、夜空をまるで舞台のように華やかに演出する。

 そして見どころの3つめは、夏にぴったりな味覚を満喫できる“屋台ストリート”。和歌山港まつりの醍醐味(だいごみ)の一つでもある多彩な屋台グルメ約350店が立ち並び、たこ焼き、焼きそば、かき氷といった定番からチーズハットグや台湾風スイーツまでバリエーション豊か。射的や縁日ブースも充実していて、子どもから大人まで“味覚と遊び”で夏の夜を満喫できる。

こよい、港の通り全体が“お祭り通り”に大変身する。

 会場は和歌山港 中ふ頭 万トンバース。開催時間は17時~20時50分。

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