英国推理作家協会によるダガー賞「翻訳部門」を受賞した『ババヤガの夜』。日本人作家として初の偉業を成し遂げた著者、王谷晶さんと、翻訳者サム・ベットさんの受賞後初のトークイベントが8月15日(金)、東京の紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)で開催される。

対談終了後にはWサイン本お渡し会もある。

 『ババヤガの夜』(河出書房新社、税込み748円)は、けんかしか取りえのない新道依子と、関東有数の暴力団組長の一人娘の奇妙な同居生活を描く。この家に隠された秘密に触れていく依子。物語終盤で明かされる大胆不敵な大仕掛け。トークイベントでは、受賞の舞台裏や翻訳の秘密、そしてこの作品が世界文学としてどう読まれているのかをたっぷり語り合う。

 チケット料金(税込み)は、「サイン本お渡し会チケット100人限定」が2300円(書籍代+手数料含む)、「一般チケット」は1500円。チケットは7月31日(木)10時からキノチケオンラインで販売する。

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