そろそろお盆休みで実家に帰省、というタイミングで改めて考えて対策をとっておきたいのが、実家の防犯だ。ご近所づきあいも多いし治安もいいから、という油断は大敵。

パナソニックの調査では、5人に1人が実家で詐欺のヒヤリ体験があったという。一方で3割以上の実家が「地域の治安の良さ」を理由に防犯対策が甘くなる傾向もみられた。

 調査は、現在親と離れて暮らしていて、地方・郊外にある一軒家の実家に60~80代の親が住んでいる人800人を対象に、7月8~10日(木)に実施。約6割が「実家の防犯対策に不安」と回答した。心配の種は空き巣(75.9%)や強盗(62.8%)などの侵入犯罪や詐欺電話(61.9%)。一方で、実家で実施している対策の最多は「近所付き合い」(40.6%)や「施錠管理」(38.1%)など、昔ながらの方法が中心で、「近所に人がいるから安心」といった感覚は親世代・子世代ともに根強く残っているようだ。インターホンも「ブザーのみ」が3割、迷惑電話対策機能付きの電話を設置していない人も3割を超えている。

 実家で暮らす家族に勧めたい防犯対策商品は何かを聞いたところ、「防犯カメラ」が最多(37.1%)。次いで「センサーライト」(23.4%)、「カメラ付きインターホン」(21.6%)など。帰省のタイミングで、改めて防犯対策を確認しておこう。

※引用元「パナソニック調べ」

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