小学生も一人で通学することが多い日本は、安全な国として世界中に知られているが、自然災害だけは例外。子どもが一人でいる時にもし大きな地震があったら、という不安は常にある。

無料のWEBサイト「サバイバル図書館」(朝日新聞出版)では、9月1日の「防災の日」に先立ち、8月22日(金)~28日(木)まで『巨大地震のサバイバル』を特別に1冊まるごと公開する。大きな地震に遭遇した時、適切な判断をするための基礎知識を親子で学べる。

 漫画の主人公は、火山島にできた防災パークに招待されたダイヤ、マーレ、キュリ。ところが本物の地震が起きてしまい、外にいた3人は、橋が崩れてパークに戻れなくなってしまう。液状化現象による地割れ、津波の恐怖、余震による土砂災害と建物崩壊などに襲われるが、防災の知識を使ってさまざまな危機を乗り越えていく。

 能登半島地震を含めた最新情報をふまえつつ、「地震はなぜ起きるのか」「地震にはどんな種類があるのか」といった基本的な知識はもちろん、「家や外で地震にあったときどうすればいいのか」「避難するときの心得は?」といった防災知識まで、幅広く扱っている。なお、まるごと1冊読むには会員登録(無料)が必要となる。

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