日本の伝統的な茶道は、その所作を見ているだけで背筋が伸びるような気持ちになる。抹茶や和菓子は今や日常生活でもさまざまなバリエーションで楽しめるが、お茶会となると、知識や持ち物が備わっていないと難しく、素人が体験できる機会は貴重。
和歌山城市民茶会実行委員会(和歌山市・表千家同門会和歌山県支部・裏千家淡交会和歌山支部・和歌山市観光協会)が主催。
紀州徳川家の時代から、和歌山市と深いつながりがあった茶道。その文化に気軽に触れ、身近に感じることができる機会。茶道を習ったことがなくても大丈夫。作法の知識や持ち物は不要で、服装も普段着でOK。市民茶会の場所は和歌山城を一望できる和歌山城ホールの和室、こども茶道体験は和歌山城公園内茶室「紅松庵」。茶道の雰囲気をじっくり味わう環境が整っている。茶道のお点前とおいしいお茶、お菓子を楽しみながら、日本の伝統の王道に触れることができる。
市民茶会の前売り券は(2席)1000円、当日券(1席)600円。双方とも和歌山城天守閣とわかやま歴史館2階歴史展示室の無料入場券付き。前売り券は表千家・裏千家1席ずつの2席分のみの販売。
こども茶道体験は両日とも1日3回実施(9時30分~・11時~・13時~、各回1時間程度)。対象は小学校1年生~6年生、募集人数は各時間20人(応募者多数の場合は抽選)。参加費は無料。予約は9月26日までに「10月11日(土)表千家」、「10月13日(月・祝)裏千家」の専用フォームから申し込む。