「ジュリー」といえば歌手、俳優で知られる沢田研二さんの愛称だが、東北福祉大の澤田珠里(さわだ・じゅり)選手は、同じ名字のジュリーにちなんで命名されたという。その澤田選手は名前負けせず、連日の69で個人戦の女子でチーム最上位の8位に食い込む健闘だった。
「それなりにまとめられた。優勝を目指したが、これが今の実力かな」と納得の表情ものぞいた。キャディーのアルバイトをする際には、お客さんから名前の由来を訪ねられることが多く、澤田選手は「それで雰囲気が結構盛り上がります」とエピソードを楽しそうに語っていた。
また外国勢では、男子のエイガーン・ブレイディー選手(アイルランド・メイヌース大)と、女子のメイ・ホワン選手(米国・カリフォルニア大ロサンゼルス校)が、ともに男女混合の個人戦で外国勢の最上位の3位となった。
19歳のブレイディー選手は「とてもいいコースだった。いろいろな国の文化も知ることができた」と初出場の楽しんだ様子。18歳のホワン選手は団体戦でも日大に1打差2位と惜しくも優勝には届かず、さすがに残念そうだった。