横須賀市田浦エリアの旧市営住宅を再生した「月見台住宅」で、入居済み物件に投資できる新しい仕組み「オーナーメンバーシップ制度」のオンライン説明会が開催される。運営するエンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)は、地域と投資をつなぐ“まちづくり参加型”モデルとして制度を紹介し、参加者を募る。

 月見台住宅は1960年竣工の市営平屋団地を官民連携で再生したプロジェクト。2020年の市営住宅廃止後、店舗兼住居やアトリエ、工房、民泊など多様な用途を受け入れる“なりわい居住”の拠点として再生が進んだ。2026年1月時点で47戸中44戸が埋まり、入居率は90%を超える。2025年夏からは飲食店や物販店なども順次開業し、地域の新たな交流拠点として注目を集めている。

 今回説明される「オーナーメンバーシップ」は、オーナーが10年分の賃料を一括で支払い物件を借り上げ、入居者へ転貸することで差額を収益とする仕組み。すでに入居者が決まっている物件に投資できるため、空室リスクを抑えられる点が特徴だ。建物の大規模修繕はエンジョイワークス側が負担し、オーナーは毎月の賃料収入を受け取るだけで運用負担が少ない。まちづくりに関わりながら安定収益を得られる国内でも珍しいモデルとして、テレビ東京やNHKなど複数メディアでも取り上げられている。

 説明会はすべてオンラインで、1月30日から3月27日まで毎週金曜20時に開催。参加は無料で、事前申し込みが必要となる。地域再生の現場に関わりたい人や、新しい形の不動産投資に関心がある人に向けた内容となりそうだ。

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