現代の生活において、Wi-Fi環境は欠かせない。しかし、一度設置すると不具合が起きるまで放置されがちなのが無線LANルーターだ。
コンピューター周辺機器大手のエレコムは、公式X(旧Twitter)で実施した無線LANルーターの使用期間に関するアンケート結果を公表した。調査は3月17~19日に行われ、1571人が回答。結果からは、半数以上が4年以内に買い替えている一方で、約3割が「5年以上前に購入したルーターを使用している」と回答し、寿命を超えた機器を使い続けているユーザーが一定数存在することが明らかになった。
同社によると、無線LANルーターの寿命は最長で6年。その理由は「機器本体」「通信規格」「セキュリティー」という3つの観点から説明されている。まず、機器本体は精密機器であり、内部の電子部品は経年劣化する。4~5年が寿命の目安とされ、処理速度の低下や電波の不安定化、異常な発熱などの症状が現れやすくなる。こうした兆候が見られる場合は、買い替えを検討すべきだという。
次に、通信規格の寿命は2~6年。Wi-Fi 4(11n)、Wi-Fi 5(11ac)、Wi-Fi 6(11ax)と世代が進むにつれ性能は向上し、古い規格では最新デバイスの性能を十分に引き出せない。また、旧規格対応機器は市場から徐々に姿を消すため、長期的な利用には不向きだ。
さらに重要なのがセキュリティーの寿命で、こちらは2~5年とされる。
一見問題なく動作しているように見えても、メーカー保証期間を大幅に過ぎている場合や通信速度が極端に遅い場合は注意が必要だ。エレコムは「まだ使える」という判断に頼らず、最新モデルへの切り替えを検討することで、安全で快適なインターネット環境を維持できると呼びかけている。











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