台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。
このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
今回ご紹介するのは、台湾式クレープ(可麗餅)。
台北の学生街にある師大夜市(シーダーイエシー)で、夏限定の愛文マンゴーサンデーを食べてきましたっ。
【台湾のクレープってどんな感じ?】
台湾のクレープは、生地がしっとりではなくパリッとしているタイプのものが多いです。サイズも大きくて、ひとりで食べきるのは大変かも。
訪れたのは、台北・師大夜市にある「阿諾可麗餅(アーヌオクーリービン)」。1995年から営業している老舗屋台です。
屋台の前にはテーブル席がいくつか設けられていて、タイミングがよければ座っていただくことができます。
まずはメニューをチェックしてみると、その豊富さに驚き! クレープのトッピングは、ジャムやカスタードなどのシンプルなものから、フルーツやアイスクリームまでいろいろ。
食事系クレープに加え、揚げ物やドーナツまで販売されています。
中でもおすすめはサンデー(聖代)シリーズ。いくつかはサンプルが飾ってあるのでわかりやすい!
サンデーのラインナップは以下のとおり。
・チョコレートサンデー(巧克力聖代)
・宇治抹茶小豆サンデー(宇治抹茶紅豆聖代)
・チョコレートバナナサンデー(巧克力香蕉聖代)
・バニラチョコレートサンデー(香草巧克力聖代)
・フルーツパラダイス(水果樂園)
・愛文マンゴーサンデー(愛文芒果聖代)※夏季限定
・ハッピーストロベリーサンデー(幸福草苺聖代)※冬季限定
う~ん、どれもおいしそうっ。
注文が入ってから生地を焼きはじめるので、できあがりには5分ほどかかりました。
【マンゴーアイスがおいしい~♡】
できあがった愛文マンゴーサンデーは、ずしっとしていて見るからにボリューム満点。
きれいな焼き色がついた生地の中には、たっぷりのマンゴーアイスクリームに愛文マンゴー、ホイップクリームとスティック状のクッキーがトッピングされていて、まさにサンデーだわ♡
まずは生地からいただいてみると、パリッとしたクリスピー食感で、まるで焼き菓子を食べているかのよう。
ひんやりとしたマンゴーアイスクリームは甘酸っぱくて爽やかですし、生マンゴーはねっとりとした甘さで、ホイップクリームと絡めればなんとも贅沢なおいしさ♡
アイスクリームの量がとにかくたっぷりで、1人で食べきるのはなかなか大変かも。2人で1つをシェアするとちょうどよさそうです。
【学生に混じってローカルグルメを】
師大夜市の最寄り駅は台北MRT台電大樓駅。師範大学の目の前にあり、小規模ながらも学生や地元民を中心に大賑わいです。
リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられる屋台が多いのも、学生街ならでは。ぜひ、ローカルなグルメを学生に混じって味わってみてくださいね。
※日本円への換算は、2025年7月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:阿諾可麗餅
住所:台北市大安區師大路39巷1號(Googleマップ)
営業時間:12:30~23:00
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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