季節は夏真っ盛り! 全国各地の学校で夏休みがスタートしていますが……給食がなくなることで毎日の食事に困る子どもが増えてしまうのだそう。

ある調査によると「長期休み中に子どもが1日2食以下になる」という結果も出ているのだとか。


こうした社会問題を解決するために、大手飲食ブランドが地域の飲食店が子ども食堂になる取り組みをはじめたようなんです。

【どんな取り組み?】
全国各地に広がりを見せている “子ども食堂” 。

2025年7月22日からは、地域の飲食店を子ども食堂化するサービス「こどもごちめし」がスタートしています。いったいどんな取り組みなのかというと……?

■こどもごちめしとは
NPO法人Kids Future Passport×大手飲食企業3社×クラウドファンディングによる市民の支援によって、全国の子どもたちへ温かい食事を届ける取り組みのこと。

参加店:吉野家・モスバーガー・はなまるうどん
対象:中学生までの児童・生徒
利用内容:1日1000円、月1回まで(生活保護対象家庭は毎日)

<参加方法>
①GOCHIアカウントに会員登録
②こどもごちめしを選択して店舗を検索
③店舗を選択してメニューを選ぶ
④お店の従業員にスマホ画面を提示する
⑤完了!

<注意事項>
・保護者の食事代は含まれません。
・1000円以上のメニューの場合は差額分が必要になります。
・吉野家とモスバーガーは一部店舗を除きます。はなまるうどんは東京都内45店舗が対象となります。
・モスバーガーは全メニューが対象ではありません。対象商品から選ぶようにしましょう。

提供される食事の数は合計5.4万食におよびます。なお、食事チケットはなくなり次第終了となるのでご注意ください。


【なぜサービスがはじまったのか】
認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンがおこなった、フードバンクを利用する低所得のひとり親家庭を対象に実施した調査によると、長期休みに入ると約40%の家庭で「子どもが1日2食以下になる」との回答があったそう。

こうした現状を受けて、吉野家・モスバーガー・はなまるうどんが連携し、全国の子どもたちへ温かい食事を届けることになりました。

いずれも多くの人に愛されるチェーン店なので、子どもたちも喜んでくれそうだし、スマホ画面を見せるだけなので周囲の目を気にする心配もないのでは。どうか必要な人に情報が届きますように!

※食事チケットは無くなり次第終了します。

参照元:こどもごちめし、YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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