台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。

このシリーズでは、台湾に詳しい筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。


今回ご紹介するのは、エビとイカのとろみスープ。

台湾南部の都市・高雄にある六合觀光夜市(リウフーグアングアンイエシー)の人気屋台へ行ってみましょうっ。

【とろみスープが人気の屋台へ】
高雄は台湾南部最大の港町ということもあり、六合觀光夜市はリーズナブルに海鮮グルメが食べられることでも知られています。

中でもおすすめしたい屋台が、今回訪れた「楊記蝦仁焿・魷魚焿(ヤンジーシアーレングー・ヨウユーグン)」です。
屋台の目の前だけではなく横にもテーブル席が設けられていて、ゆっくり座って食事ができます。

では、さっそくメニューをチェック。日本語メニューはないので、翻訳アプリ等を活用して乗り切りましょう。注文方法は、注文票に正の字で記入していく台湾でおなじみのスタイル。
代表的なメニューは、店名にもなっているエビのとろみスープ(蝦仁焿)とイカのとろみスープ(魷魚焿)。さらにこの2つを半々で楽しめる、ミックススープ(綜合焿)があります。

今回私が注文したのは、以下の2点。

・ミックススープの小(綜合焿 小)60元
・豚そぼろご飯の小(肉燥飯 小)35元

お値段は合計で95元(約470円)でした。


【エビとイカがたっぷり♡】
小さな器いっぱいのスープには、ちょこんとパクチーが。
スプーンですくってみると、エビとイカがたっぷり入っていて食べ応えがありそうです。

さっそくいただいてみると……エビはプリプリ、イカはやわらかく奥深い甘みがあっておいしい~♡
熱々のとろみスープは海鮮の旨味たっぷりで、甘酢とパクチーがよいアクセントになっています。これはまさに、港町ならではのグルメだわっ。

そしてスープといっしょにぜひ食べていただきたいのが、肉そぼろご飯。北部ではルーローハン(魯肉飯)、南部ではロウザオファン(肉燥飯)と呼ばれているご飯です。
同店では肉そぼろが大きめにカットされていて、パクっと頬張れば醤油ベースの甘辛い味わいとともにお肉がトロンととろけてめちゃウマい……!

ご飯を食べる手が止まらなくなっちゃいました。

【高雄に行ったらぜひ六合觀光夜市へ】
六合觀光夜市の最寄り駅は、高雄MRT美麗島駅。11番出口から徒歩1分と、アクセス良好です。
全長約350メートルの通りには屋台がずらりと並び、多くの観光客や地元民でにぎわっていました。
高雄を訪れるなら、ぜひいちどは六合觀光夜市へ足を運んでみてほしいです。そして、今回ご紹介したエビとイカのとろみスープを、肉そぼろご飯といっしょに味わってみてくださいね♪

※日本円への換算は、2025年8月現在の情報です。


■今回紹介した店舗の情報
店名:楊記蝦仁焿・魷魚焿(Facebook)
住所:高雄市新興區六合二路60號(Googleマップ)
営業時間:18:00~深夜2:00
定休日:なし

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

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