東京に暮らしていると、日々さまざまなアートに触れることができます。
この秋には、六本木の街全体がアートに染まる「六本木アートナイト」の開催が決定~! なんと今年2025年には韓国のアーティストたちがフィーチャーされるんですって。
ここ数年にわたって世界的に注目度が高まっている韓国アート。渡韓しなくても体験できちゃうだなんてありがたすぎるわ……!!
【どんなイベント?】
2025年9月26日から9月28日まで開催されるアートの祭典「六本木アートナイト2025」。
14回目を迎える今回のテーマはずばり「都市とアートとミライのお祭り」。美術館や文化施設、大型複合施設、商店街など、六本木全域を舞台にさまざまなアートプログラムがおこなわれます。
《平和なんて朝飯前(10XL)vs 平和なんて朝飯前(10XL)》2025年/撮影:作日製作
つまり……「六本木の街を巡ること自体がアート体験になる」ということ! 9月末開催ということで多少涼しくなっていそうだし、街ブラもしやすそうじゃないですか。
【最大の目玉は韓国アート】
最大の目玉は、特定の国や地域フォーカスしたプログラム「RAN Focus」です。
今年は国交正常化60周年を迎えている韓国に注目ッ! 韓国といえば、現代アートの新たな中心地としても知られていますが、六本木アートナイトにもグローバルに活躍するアーティストたちが集結するみたいなの。
①<映像作家>キム・アヨンさん
展示場所:六本木ヒルズアリーナ
テクノロジーを駆使したアートを表彰するLGグッゲンハイム賞も受賞した作品『デリバリー・ダンサーズ・アーク:0°レシーバー』を幅約13mの巨大LEDスクリーンで上映。現代のデジタル社会における労働、テクノロジー、アイデンティティなどを未来的なビジュアルで探求しています。
②<彫刻家>カン・ジェウォンさん
展示場所:六本木ヒルズアリーナ
彫刻刀ではなく、3Dプログラム×タブレット端末を駆使して作品づくりを続けるアーティスト。彫刻=発展し続けるもの、という考えのもと、風船を使用したり多様なサイズを取り入れたりと従来のイメージを覆してきました。
③<バルーンアート>イム・ジビンさん
展示場所:東京ミッドタウン コートヤード、プラザ1階、ガレリアB1階、六本木各所
アジア・北米・ヨーロッパ・中東など世界中のさまざまな国で “都市における公共アート” の新たな可能性を提示してきたアーティスト。
《EVERYWHERE》2.5×2.5x4m 風船
さらにさらに、韓国の伝統音楽に現代的な要素を取り入れたパフォーマンスをおこなう「TAGO」も登場!
金属工芸家のジン・ヨンソブさん、現代サーカスのパフォーマーとして活躍するソ・ナンジェさんら、気鋭の韓国人アーティスト6組が六本木の街を彩ります。
【まだまだあります】
韓国のみならず、日本人アーティストも多数参加。
大阪・関西万博の象徴である大屋根リングの設計者、藤本壮介さんによる初の大規模個展が開催されるほか、インスタレーション、パフォーマンス、音楽、映像、デジタルアートなど、約30組のアーティストによる50以上のプログラムを展開します。
《4つ目の境界》2022年
詳しい情報は参照サイトから。芸術の秋を満喫しに出かけてみませんか♪
参照元:六本木アートナイト2025、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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