2025年11月、東京に2店舗がオープンしたトライアルGO(TRIAL GO)。

「九州発の小型店舗がいよいよ首都圏進出!」と話題となっていますが、ほかのスーパーやコンビニと何が違うんでしょうか?

真相をたしかめるべく、練馬区富士見台にオープンした店舗に潜入。
気になった商品を何点か購入してきたので、チェックしてみたいと思いますっ。

【コンビニとは一線を画す品ぞろえ】
福岡県発祥のスーパーで、2025年7月には西友を買収したことでも知られる「トライアル」。そのトライアルが、新コンセプトの次世代小型スーパーとして展開するのが「トライアルGO」です。

さっそく行ってみるとお店は建物の1階にあり、外観はちょっと大きめのコンビニみたい。

しかし、中に入ってみると売場構成はコンビニとはまったく別物。入口を入ってすぐにお弁当や総菜、パン、スイーツなどがずらりと並んでいました。

その先には肉や野菜などの生鮮食品、店舗中央の棚には調味料やレトルト食品、お菓子など、さらにはアイスや冷凍食品、日用雑貨なども。商品の配置はスーパーに近いかもしれません。

コンパクトな空間ながら、品数はかなり豊富で充実の品ぞろえ。しかも、お弁当やお惣菜はコンビニよりもボリュームがあって値段も若干お安め。つまり、コスパも良いような……?
中でも注目すべきが、トライアルの独自ブランド商品! 気になった商品を購入してみたので、さっそくチェックしてみましょう。

【さてさてお味は…?】

・たっぷり玉子サンド(199円)
まずはトライアルGOの看板商品ともいえるサンドイッチ。
食パンは極厚、中のたまごもたっぷりで、なんてボリューミーなの……!!

お味はというと、奇をてらわない王道の玉子サンド。「実は中身はスッカスカだったら許さんぞ…?」と疑いもしましたが、中身もちゃ~んとミッチミチに詰まっておりました!

これで200円しないのは、どう考えても “買い”。トライアルGOに行ったら、とりあえず玉子サンドはおさえときましょっ!!

・まっしろミルクプリン(289円)
こはく本舗というトライアルオリジナルブランドが出しているスイーツ。付属のカラメルソースをかけていただきます。

ふわっふわのホイップクリームと優しい甘さのミルクプリンに、ちょっぴりほろ苦いカラメルソースが混ざり、これは至福のハーモニー♡ とにかくホイップクリームが爆盛で、食べたあとの満足感がハンパないです♪

・もつ鍋風スープ(醤油)(354円)
寒い時期にうれしいのが、電子レンジで完成する具だくさんスープシリーズ。

容器に中皿の具材と袋のスープを入れて、電子レンジ(500W)で約5分温めるだけで完成です。

これで1個!?と思うくらい大ぶりのもつにビックリ! 食感もプリプリで臭みもないですし、ニンニクがガツンと効いたスープも食欲をそそります。

ただし、野菜が少な目なのが残念に感じたポイント。スープがけっこうしょっぱいので、ここにもやしなどの具材を自分で追加するとちょうどよいかも。

・紅はるか 焼き芋(170円)
最近はコンビニやスーパーでも冬の定番のように売っている、店内調理された焼き芋。1本170円というお値段はほかと比べてもそこまで激安ではないかな、という印象です。

けれど、食べてみると味がピカイチ! 紅はるかのねっとりクリーミーな食感があますところなく味わえて、美味でした。


【今後も続々オープン予定】
今回購入した4品の中では、個人的には「たっぷり玉子サンド」と「まっしろミルクプリン」がイチオシ!

このほか、独自ブランド商品では話題の「おはぎ」や「ロースカツ重」、「握り盛合せ10貫」、冷凍の唐揚げシリーズなども気になる……! 次に行ったときにぜひとも買ってみようと思います。

実際にトライアルGOを利用してみた感想としては、店舗自体はコンパクトながら、お惣菜や生鮮食品が充実していたのが印象的。これは単身者にとっても家族がいる人にとっても便利なんじゃないでしょうか。

ただし1点注意したいのが、基本的に支払いは現金かトライアル独自の決済アプリ「SU-PAY」、プリペイドカードしか使えない点! 電子マネーやクレジットカードは使えませんので、気をつけてくださいね。

12月1日現在、東京都内には練馬区の富士見台駅北店と杉並区の西荻窪駅北店の2店舗のみですが、12月上旬には笹塚駅西店と中野中央5丁目店がオープンするそう。今後首都圏でどのぐらい勢いを増していくのか、その動向を見守りたいところです。

※本文中の価格はすべて税込み、編集部調べです。

参考リンク:トライアル、くらしトライ
執筆・撮影:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch

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