いい条件なのに結婚できない人の特徴は何か。結婚相談所ナレソメ予備校塾長の勝倉千尋さんは「婚活において、自分磨きはほぼ無意味で、最重要なのは『若さ』である。
『いつか王子様が』と夢見て自分磨きをしていても結婚にはつながらない上に、市場価値がどんどん下がるだけだ」という――。
※本稿は、勝倉千尋『1年で決める! アラサー女の婚活戦略マニュアル』(実業之日本社)の一部を再編集したものです。
■いい女なのに結婚が一向にやってこない
とびきり美人なわけじゃないけど、そう悪くもない。
仕事もそれなりに頑張っているし、上司からの覚えもめでたい。
ユーモアがあって聞き上手。男性に、「きみって面白いね」と言われることもある。
週に一度はジムに行って体型をキープし、週末はおかずの作り置きもする家庭的な一面も。
デートではちゃんと「ありがとう」が言えるし、映画のチケットくらいは自分で出そうとする“気の利いた女”でもある。
――そう、私は「普通にいい女」のはず。
その証拠に、私と似たスペックの女友達は、いつの間にか“自然に”結婚していった。
だから私も、真面目に誠実に日々を生きていれば、いつか「結婚」がこの手にフワリと舞い降りてくると思っていた。
でも――その“いつか”は一向にやってこない。

気づけば30代。
「焦ってないよ」と笑いながら、毎日、心のどこかで問いかけ続けている。
「なんで私、まだ結婚できていないんだろう?」
もちろん、これはあなただけの問題ではないの。
現代は、「普通の人」であっても結婚しづらい時代。
だけどやっぱり、ミクロな視点で見たとき――
「とはいえ、私自身にも、“うまくいかない原因”がある気がする……」と、うっすら感じている人も多いはず。
■「なぜか結婚できない」7つのタイプ
そこで本稿では、「なぜか結婚できない」の正体を、代表的な7タイプに分類して深掘りしたいと思う。
出会いがない女

彼氏が結婚してくれない女

自称「モテる女」

アプリ沼女

恋愛経験がない女

仕事を言い訳にしている女

結婚にマイナスイメージを持っている女
あなたが今、結婚できていないのは、“努力が足りない”からでも“魅力がない”からでもない。
「自分の現在地と処方箋がわからず、立ち尽くしているから」なの。
さあいよいよ、自分の「詰みポイント」と向き合う時間。
まずは、自分の現在地を正しく知ってみて。
それこそが、1年以内に結婚を勝ち取るためのスタートラインになるんだから。
あなたの背中を押すために、こっからはスパルタでいくよ!
本稿では、まず「出会いがない女」から解説していくから、ちゃんとついてきてよね。

■“自然な出会い信仰”が婚期を遠ざける
「出会いがない……」

「いい人がいたら……」

「自然な形で出会いたくって……」
婚活女子の口癖ベスト10があったら、ほぼ確実にランクインするフレーズだよね。
それもそのはずで、これは多くの人が感じている、婚活のペイン。
こども家庭庁の調査(図表1)によると、男女共に結婚に至らない理由のダントツ1位が、「適当な相手に巡り会わない」。
さらに、その主たる理由が、「出会いの機会がない」。
つまり、“出会いがない人”は世の中にゴマンといるってことだし、あなたもその中の一人だよね。
さらに、「出会いを作るために行動したことは?」という質問に対しては、圧倒的多数が「特に何も行動していない」と回答(図表2)。
あのさぁ、ナメてんの?
結局あなたたちって、「いい人いないかな~♡」って夢見心地のわりに、池の鯉みたいに口だけパクパクさせて、何の行動もしてないってことじゃない?
「仕事してたら、高身長イケメン同僚が異動でやってきて恋に落ちて……」とか、「突然、友達がハイスペ男子を紹介してくれて……」とか、「ジムで大谷翔平に声をかけられて……」とか。
少女漫画も真っ青の、都合のいい妄想ばっかりしてるんじゃないでしょうね。
そういう、想像力のたくましい人に限ってこう言うんだよね。
「出会いはほしいけど、アプリや結婚相談所は“自然”じゃないからイヤ!」って。
■自分から能動的に“母集団形成”を
でも私は知っている。
「自然な出会いがいい」を翻訳すると、つまり――
●「自分からは動きたくない」

●「努力したくない」

●「断られて恥をかきたくない」
この3点セットで、言っちゃえばめちゃくちゃ受け身女子ってことなのよ。

ラクしてイイ男に選ばれたいって欲望を、「自然な恋愛」という言葉で粉飾して正当化している「恋愛ナチュラリスト」たちよ聞け。
残念だけど今の時代、それじゃ生涯未婚コース確定だからね?
聞いて? 令和の出会いは「待つもの」ではなく「作るもの」。
昔は職場結婚も多かったし、お節介なおばちゃんが「あんたも、そろそろ結婚しなさいよ! いい人いるわよ!」って、異性を紹介してくれる文化があった。
でも今は、セクハラリスクもポリコレもある時代で、「ボーッとしていても与えられる出会い」はほぼ絶滅しちゃった。
確かに、「自然な出会いが減った」のはあなたのせいじゃないよ。
でも、「減ったまま何もしない」のは、完全にあなたの怠慢。
「出会い」が少ない現代は、自分から能動的に“母集団形成”しなきゃ、何も始まらないって気づいてほしいよ。
■「自分磨き」という甘い罠
ちなみに、アンケートでも多いんだけど、「出会いはないけど、自分磨きはしてます!」って女性たち。
雑誌やSNSが大好きなキラキラワードに乗せられて、ピラティスしてSABONのスクラブで全身こすって半身浴するのが大好き。
フワラー・アレンジメントとか、パーソナルカラー診断の資格なんか取っちゃって、「私は努力してるから大丈夫」と安心しているタイプ。
つまりあなたみたいな女のことね。
はっきり言おう。
それ、婚活においてはほぼ無意味。
なぜなら、女性の結婚可能性に一番効く因子は残酷だけど、「若さ」だから。
ドゥ・ラ・メールの高級クリームを塗りまくってる年増より、牛乳石鹸とハトムギローションを愛用してる若い子のほうが圧倒的にモテるわけ。
体のケアや、キャリアアップは素晴らしいことだよ。
でも、それだけにかまけていて、どうする?
その磨いた素晴らしい自分を後生大事にしまっといて、何の意味がある⁇
男たちの本音はただひとつ――「そんなことしてるより、とっとと市場に出て、俺たちとデートしてくれ!!!」だよ。
わかるよ? 自分磨きって楽しいよね。
努力をしたら自分がより最強になるような感覚も持てるし、何より、自分を磨いているうちは、傷つかない。
でもね、私は婚活の現場で、自分を磨きすぎて、ダイヤモンドのように硬くなってしまった女性をたくさん見てきた。
「私はこんなに手をかけたのよ!」って、自分でどんどん値段を釣り上げて、どの男の手にも届かなくなりホコリをかぶっている、悲しく美しい宝石たちの数々をね……。
■「婚活を1年遅らせると結婚確率は約6%下がる」
えひめ婚活支援センターが婚活者を対象にして調べたデータがあるんだけど、「婚活を1年遅らせると結婚確率は約6%下がる」という衝撃の結果が出ている。
つまり、「行動しない=結婚可能性の低下」に直結。ちなみに、結婚相談所での成婚率分布を見ても、35歳以上になると、結婚可能性は格段に下がるのが明らかなんだよね。

つまり、「いつか王子様が」と夢見て自分磨きをしていても……結婚にはつながらない上に、市場価値がどんどん下がるだけってことなの。
だからね、「出会いがない」とボヤきながら、SK-IIのパックしながらヨガする暇があったら、さっさと「ちゃんとした出会い」を、自分で作りに行きなさいってこと。
誰も手の届かないダイヤモンドになる前に……急ぐのが身のためよ。
勝倉的・行動処方箋◆受け身な「恋愛ナチュラリスト」は卒業 「出会い」は自分で作るべし。
◆自分磨きはほどほどに。磨きすぎてダイヤモンド化は危険。
◆女性は1年で結婚確率が6%下がる。今が一番若い! とにかく行動。

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勝倉 千尋(かつくら・ちひろ)

結婚相談所ナレソメ共同創業者・取締役

東京都生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。新卒で三菱UFJ銀行にて総合職として勤務。その後独立。
現在はナレソメ予備校の塾長として、経営・プランナー業務・学年主任など、あらゆる面から成婚を支える“婚活のプロ”として活動。著書に『1年で決める! アラサー女の婚活戦略マニュアル』(実業之日本社)、『恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論』(実業之日本社)、『狙ったオトコを確実にしとめる オンナ・バリューの高めかた』(大和出版)がある。

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(結婚相談所ナレソメ共同創業者・取締役 勝倉 千尋)
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