※本稿は、勝倉千尋『1年で決める! アラサー女の婚活戦略マニュアル』(実業之日本社)の一部を再編集したものです。
■「仕事で忙しい」は、結婚できないサイン
「今ちょっと仕事がバタバタしてて……」
「転職を考えてるから、タイミングが……」
「落ち着いたらちゃんと婚活したいと思ってるんです!」
その気持ち、痛いほどわかる。
真面目にキャリアを築いてきたあなたは、今までも何かを“後回し”にして、その分の時間とエネルギーを仕事に注いできたんだよね。
私もそうだった。三菱UFJ銀行で総合職として働いていた頃、入行7年目には一斉昇格試験があった。同期の半分ほどが昇格し、そこで「デキる・デキない」がはっきりと選別されるシビアな勝負。
まだまだ男性社会の色が濃いのもあり、「何を差し置いても、仕事だけは手を抜けない!」と自分に言い聞かせ、毎日を戦っていた。
だからこそ言える。キャリアのために何かを後回しにするクセは、気づかないうちに人生の他の領域でも発動してしまう。
仕事は待ってくれないけれど、結婚市場もまた、あなたを待ってはくれない。
そして、ついでにはっきり言っておこう。
あなたは、今が一番ヒマです。
昇進したら?
チームが回るようになったら?
後輩が育ったら?
転職して自分の時間ができたら?
「落ち着いたら婚活する」なんて未来は、永遠に来ない。そのままなら、生涯独身まっしぐらだよ。
なぜなら、仕事ができる人ほど、次から次へとやることが増えるから。
仕事の報酬は、次の仕事。
この人、デキる! と思われるほど、各方面から仕事が降ってくる。
そして成果を出せば出すほど、求められる責任もポジションも、雪だるま式に大きくなる。
そして気づけば35歳。
ちょっとした肩書きと、いくばくかの貯金はある。
でも隣には誰もいない。
「仕事を頑張ってきた自分を誇りに思うけど、あのとき“家庭を持つ準備”も同時にしておけばよかった――」
婚活現場では、そうやって後悔する女性が毎年、大量に生まれているのが現実。
時間は不可逆。あなたには、取り返しのつかないことになってほしくない。
だから、最後までちゃんと聞いてほしいの。
■キャリアは若さの代替にはならない
「キャリアを磨けば年収も増えるし、人間的な深みも出る。仕事に打ち込んで若さを失っても、他の要素でカバーできるんじゃないか? だからもう少し、仕事に集中したい……」って?
バカ言ってんじゃないよ。
女性の「結婚可能性」に最も強く影響するのは、残念ながら“若さ”なの。
「仕事を通して、自分磨きしてるから大丈夫!」と言っている今この瞬間にも、あなたの結婚可能性は下がっていくのよ。
IBJが発行している「成婚白書」では、年齢と年収ごとの成婚率がヒートマップで示されてるから見てほしい(図表1)。
誰がどう見ても、“若い方が成婚率が高い”のは一目瞭然。
たとえばね、
●年収300万円未満の20代女性の方が、
●年収1000万円以上の30代女性よりも、成婚率がおおよそ高い。
信じたくないだろうけど、これが現実。
さらに、この「成婚白書」には35歳を超えると、若い世代と比較して成婚するまでの期間が2~3カ月も長くなるという調査結果もある。
時の経過と共に、人間的な魅力や、経済力が身につくことは否定しない。
けれど婚活市場においては、それだけじゃカバーしきれないのが「年齢」という超重要なファクターなの。
■忙しい女性ほど、さっさと婚活を終わらせる
「仕事が忙しい」とか「もう少し落ち着いたら」とか言い訳をしてるうちに、あなたの“婚活コスパ”はどんどん悪くなっていく。
あなただって、それがわかってるんでしょう?
だからこそ今、「1年以内に結婚する方法」なんて本を読んでいるんだよね。
私は、忙しい女性ほど、さっさと婚活を終わらせるのが得策だと思う。
だって、若い方が成婚する可能性が高いし、活動期間も短くて済むじゃない?
それに、子どもがほしいと思ったときも、若い方が妊活がスムーズに行く可能性が高い。
今は有史以来、現代女性が一番忙しい時代。
20~30代の限られたうちに仕事、婚活、結婚、出産、育児……と、やるべきことがギュウギュウに詰め込まれている。このタスクを、我々はなんとか要領よく捌かなければいけないのよ。
だから、「仕事が忙しい」あなたのような人ほど、効率を考えなければいけない。
「後回しにせず、早く婚活を終わらせる。そして、ひとつひとつのタスクの効率を上げて、時間内にすべて完了させる」っていう、逆転の発想が必要な世の中なの。
■「人生をマネジメントできる女」になれ
仕事では、WBS(作業分解構成図)を引いてプロジェクトマネジメントしているような女でも、婚活になると“そのうちなんとかなる”って思いがちなのは、とっても不思議な現象だよね。
でもね、結婚って、いつか自然に起きる奇跡じゃない。
キャリアと同じで、“戦略と投資”がなければ成果は出ないのよ。
婚活も妊活も、若ければ若いほど、コストや時間投下が少なくて済むし、仕事が忙しいなら、あらゆる選択を「時短脳」で考えるのが合理的だと思うの。
特に子どもがほしい人は、妊活期間も想定に入れて婚活スケジュールを立てる必要があるって、わかってる?
この本を読んでいる30代の女性は、ぶっちゃけ残された時間も少ない。それなのに「仕事が落ち着いたら婚活する」なんて、あまりに呑気だと思わない?
下手に婚活・妊活を遅らせて、なかなか子どもができなくて不妊治療になった日には、それこそキャリアの危機だよ。
かくいう私も、妊活を遅く始めて、苦労した人間の一人。
31歳から妊活スタートして、第一子が生まれたのは35歳。
まさか自分が、こんなに妊娠できないとは思ってもみなかった。妊活って、やってみないと自分が不妊かわからないのが難しいところだよね。
私の場合は、実に4年間の長い戦いとなった。かけた金額は、総額約500万円。
タイミング法、人工授精、体外受精、不妊の原因を調べる検査の数々……と、ひと通りは経験したと思う。そこまで妊活をがっつりやって思うのは、仕事と妊活の両立が、めちゃくちゃ大変だということ。
■ガチ妊活の沼にハマるとキャリアの危機に
なんたって、不妊治療は「すべて子宮様の言うとおり」
子宮様が、「明日排卵!」と言えば、それに合わせてすっ飛んで病院に行かなければならない。体外受精をするなら、体の状況に合わせてスケジュールが機械的に決まるから、「重要なアポの時間に採卵手術が被った!」なんてことはザラにある。
私は幸い、自営業だからなんとかなったけど、それでも「明日手術だから、午前のミーティングはリスケして!」なんてことは度々ありましたよ。
不妊治療が理由で仕事をやめる人だっているのが現実。
そして妊娠可能性は、年齢がダイレクトに影響するもの(図表2、3)。
若いときだったら、自然妊娠でスムーズにいった可能性もあったのに……。
仕事を優先して、歳をとってから妊活したばっかりに、ガチ妊活の沼にハマってしまい、逆にキャリアの危機に晒されるかもしれないの。
すべてを掴める可能性をフイにして、泣く泣く、「仕事か、子どもか」を選ばなければいけない状況に、自分を追い込んでほしくないよ。
「仕事と子ども、両方ほしいなんて、欲張りだよね?」
もしかして、そう感じている人も多いかもしれない。
でも私はね、すべての女性に、「人生、全部取り」を実現してほしいし、できると思ってるの。
大丈夫だよ。
一度きりの人生、ぜんぶ実現していいんだよ。あなたたちには、それができる。
ただ、それはボーッと受け身でいたらかなわない。
戦略性をもって、計画的に、目的から逆算して行動することが必要なの。
忙しいからこそ、「いつ、どこに全力を注ぐか」を的確に判断し、プロジェクトをひとつひとつ完遂するのが、できる女の人生マネジメント力ってもん。
頑張り屋さんで有能なあなただからこそ、
「仕事を言い訳にしない」
そう思えたとき、あなたの婚活戦略は、すでに半分成功しています。
勝倉的・行動処方箋◆忙しい女性ほど、すべてを時短発想で進めよ。
◆今が一番ヒマ、すぐ動け。
◆結婚もキャリアも、両取りする気合いを持て。
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勝倉 千尋(かつくら・ちひろ)
結婚相談所ナレソメ共同創業者・取締役
東京都生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。新卒で三菱UFJ銀行にて総合職として勤務。その後独立。現在はナレソメ予備校の塾長として、経営・プランナー業務・学年主任など、あらゆる面から成婚を支える“婚活のプロ”として活動。著書に『1年で決める! アラサー女の婚活戦略マニュアル』(実業之日本社)、『恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論』(実業之日本社)、『狙ったオトコを確実にしとめる オンナ・バリューの高めかた』(大和出版)がある。
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(結婚相談所ナレソメ共同創業者・取締役 勝倉 千尋)

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