世界を駆けるCRM専門家集団、そのトップは語る ~アーカス・ジャパン株式会社設立によせて~


アーカス・ジャパン株式会社 代表取締役社長の松原です。

アーカス・ジャパンはアーティサン株式会社のCRM事業部が事業分割して出来たCRM専門企業となります。


◆アーカス・ジャパン創業まで◆

創業の話をする中で、私のCRM事業の歴史に触れなければならないのですが、元々CRM事業は私がマイクロソフトからスピンアウトした2012年に別の会社の協力を受けて作った組織で、以降一貫して日本のCRMを普及・適用させるために活動して来ました。アーティサン以前には当時まだ日本にはほとんどなかったカスタマーサクセス、カスタマージャーニーやCCO(Chief Customer Officer)の設定・設置支援、経営改善やチェンジマネジメント、顧客戦略立案といったコンサルティング業務を中心としつつ、Microsoft社が提供するDynamics CRM(現Dynamics 365)のシステム導入や運用保守・改善支援まで一気通貫でサポートしていました。

その後、CRMシステム導入の方法論を確立するために、Dynamics CRMを初期の頃から開発しているインドのIT企業に属して最適な開発や運用保守、運用改善の方法論(メソドロジー)を吸収し、Dynamics CRMに関する確固たる地位を築くようになりました。

アーティサンには創業時の呼び掛けにより合流することとなり、2015年から独立採算のCRM事業部としてアーティサンの一翼を担うようになりました。

CRM事業の設立の発端となったのは私が2006年に米国ソフトウェア会社の日本法人設立時に日本で初めて自社導入し、その後日本マイクロソフトに転職して約5年日本マイクロソフトの製品担当(初代CRMソリューションスペシャリスト)として扱って来たDynamics CRM(現Dynamics 365)との出会いがありました。

Dynamics CRMを日本全国の様々なお客様に訪問して話していくうちに日本のCRMやマーケティングの問題点とポテンシャルが明確となって来ましたので、それを払拭するには自分でやるしかないと思い、日本マイクロソフトを退職して自らCRM事業を率いるようになりました。

所属するメンバーは私が長年CRMに関わる中で厳選して声を掛けた想いを同じくするCRMのエキスパート集団でほぼ構成されており、間違いなく日本のCRM分野におけるトップ集団で、本来なら人の下に甘んじない天才・秀才たちが私の下で一枚岩となって日々研鑽を繰り返しながらお客様にサービスを提供出来ているところに他にはない我々のCRM事業の強さがあります。

我々はどこにいようともこれまでもこれからもやっていくことは変わらないのですが、アーカス・ジャパンとして1つの組織となったからには、より多くのお客様にCRMの価値を届け、日本の経済の発展に寄与出来るようにしたいと考えています。

◆社名に込めた想い◆

アーカス・ジャパン(Arcuss Japan)という名前は我々が世界的にトップのCRM専門家集団であること意識するために、「Artists for Customer Success(顧客成功のための職人集団」という言葉から作った造語になります。グローバルに顧客の成功を届ける日本発の専門家集団ということになります。

アーカス・ジャパンでは「主客一体」でサービスを提供することを心掛けているのですが、CRMがその特性から日本のおもてなし文化に通ずるものがあります。私達はその“おもてなし“をロジックとしてCRMに組み込んでいるため、こちらを導入したお客様(ユーザー)が、よりお客様(エンドユーザー)に寄り添えるCRMの提供が可能となっています。


そのため、アーカス・ジャパンの主張としては【日本人が最もCRMを扱うための下地を文化として持っている】と考えており、CRMを一番理解して扱えるのは日本であると考えております。そのため、CRMのトップ専門家は日本から出るべきであり、それを成すのがアーカス・ジャパンであると自負しており、社名として表しております。

我々が提供するソリューションである「EMOROCO」はまさにその“おもてなし”を具現化するための最高峰のCRMソリューションとなっています。

社長として私が目指しているのは、この「EMOROCO」という日本発で日本の文化を取り入れたソリューションを日本はもちろん、世界中に広げていくことで、日本の素晴らしさや日本人の賢明さを世界にアピールし、世界の中の日本という価値を向上させることがひとつ、もうひとつはCRMを通して皆さんの満足度を向上させることで笑顔が広がる世界にしたいという想いがありますので、その実現に向けて「EMOROCO」を中心としたCRM事業の発展と推進に日々努めていきたいと考えています。

会社のミッションステートメント(社是)とするなら「CRMを通して世界の中の日本の価値向上と笑顔広がる世界の実現」です。

◆アーカス・ジャパンのこれから◆

アーカス・ジャパンはCRM専門家集団ということで、これまでとやることは分からずにCRMの普及と推進を続けていくことになります。

その中でも上記のミッションステートメントを実現するためにも「EMOROCO」というソリューションを中心に据えていきたいと考えています。

アーカス・ジャパンでは様々な製品も提供しているのですが、「EMOROCO」を製品ではなくソリューションと呼んでいるのは完成製品ではないためです。

これにはCRMの導入が難しい最大のポイントがあるんですが、CRMは顧客情報の統合管理を中心としたチャネル統合が前提となりますので、導入する企業や団体の要件を取り入れて完成しますので、同じものが2つとしてありません。

同じCRMである「EMOROCO」も必要な機能は備わっていますが、使える形にするためには導入する企業や団体の要件があって初めて完成するため、入れればすぐ使える完成製品ではなくカスタマイズが必要な半製品という扱いでソリューションと呼んでいます。

そのため、パッと製品サイトを見たり、説明を受けても難しいことが多いですが、「EMOROCO」は規模の大小を問わず導入は可能ですので、もしCRMの導入をお考えの際には気軽にアーカス・ジャパンまでお問い合わせいただければと思います。

弊社は主客一体を第一にしておりますので、強引な営業は一切行いません。


その分、選んでいただいたお客様の満足は全力で実現します!

最新のインタビュー記事を参照いただくと、アーカス・ジャパンの取り組みについてご理解いただけると思います。

▶最新のインタビュー記事はコチラ

・ニッチなニーズにこそ注目せよ。「開発力×CRM思考」がエンジニアに求められる理由とは?

https://type.jp/et/feature/13359

・ホームレス→社長!?波乱万丈な半生と若者たちへのエール

https://type.jp/st/feature/6971

・Society5.0時代に欠かせないCRM アーカス・ジャパンが示す顧客理解の最前線とは

https://ecnomikata.com/original_news/31403/

・真のCRMとは、“売る”ための仕組みではなく、“買ってもらえる”仕組みである

https://ecnomikata.com/original_news/26851/

・AIによる感情分析を付加した、顧客価値主導型CRM『EMOROCO(エモロコ)』

https://ecnomikata.com/original_news/26852/

・AI統合型CRMソリューション『EMOROCO』の新たな一歩

データウェアハウスで顧客情報の統合管理を:『EMOROCO DWH』PR TIMES×

(代表取締役社長 松原)
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