東京都ならびに公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が実施したTokyo Tokyo FESTIVAL企画公募の採択事業が、2019年9月から順次本番を迎えます。各事業の本番開始に先立ち、採択事業13件のうちシークレット企画1件を除く12件について、企画概要の最新情報をお伝えします。


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この度、Tokyo Tokyo FESTIVAL企画公募事業で採択された全13企画を総称する新名称を「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13(サーティーン)」に決定しました。国内外から集まった応募総数2,436件の中から採択された13件であるという特別感を象徴すると共に、都民をはじめ国内外多くの方にとって覚えやすく親しみやすいネーミングであることを意図しています。

本事業は2020年の東京を文化の面から盛り上げるために展開しているTokyo Tokyo FESTIVALの中核となる文化プログラムです。採択された13件は様々なジャンルを横断し、独創性に富み未来を切り開くチャレンジ精神溢れる企画ばかりです。東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京の主催事業として2020年夏に向けて都内各所で順次実施いたします。オリンピック・パラリンピック開催まで一年を切り、益々盛り上がるここ東京でしか体験できない特別な文化プログラムに、どうぞご期待ください。



Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13 企画概要 (企画名五十音順)


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■ 企画名:「The Constant Gardeners」
企画者:Jason Bruges Studio(イギリス)
開催時期:2020年夏 会場:上野恩賜公園
制作協力:ブリティッシュ・カウンシル
日本の禅庭園に見られる日本文化・美術の歴史を、世界的な視野で再構成し、ロボット工学を活用して表現。アスリートの動作を取り込んだロボットアームの動きにより、刻々と変化する日本庭園を創り上げていく。上野公園を舞台に、ロボット工学と日本の庭園文化、そしてスポーツを融合させたインスタレーションを展開する。

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■ 企画名:「隅田川怒涛」
企画者:特定非営利活動法人トッピングイースト
開催時期:「春」2020年4月中旬 「夏」2020年8月中旬
出演アーティスト:コムアイ、蓮沼執太、ほか
隅田川をひとつの舞台と見立てる音楽&アートフェスティバル。日本を代表するアーティストが、音楽、パフォーマンス、インスタレーション等を「春」と「夏」の2回にわたって展開する。200年前の江戸期の華やぎを想い、この地の永い歴史に尊敬の念を込め、芸術表現活動を通じて人々が怒涛のように混ざり合っていく姿を描くプロジェクト。


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■企画名:「世界無形文化遺産フェスティバル2020」
企画者:公益社団法人全日本郷土芸能協会
開催日:2020年4月18日(土)、19日(日)
会場:日比谷公園大音楽堂・小音楽堂
世界から無形文化遺産が集結するフェスティバル。世界各地に伝承されている伝統文化や芸能を集め、人々の交流を通じて文化の多様性と共生の意義を伝え、文化の未来への継承につなげる。世界五大陸から「セトの多声歌唱」(エストニア共和国)、「ガリフナの歌と踊り」(ホンジュラス共和国)、「エチオピアの民族芸能」(エチオピア連邦民主共和国)、「ガヨの伝統舞踊“サマン”」(インドネシア共和国)、「東ブータンのヤクの踊り」(ブータン王国)、「トンガの歌と踊り“ラカラカ”」(トンガ王国)を招聘するほか、東北の芸能として「鹿踊」(岩手県)、「秋保の田植踊」(宮城県)、「じゃんがら念仏踊り」(福島県)を招聘し、東北の復興を祈ると共に無形文化遺産の価値を発信する。※招聘芸能は予定。

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■企画名:「DANCE TRUCK TOKYO」
企画者:全日本ダンストラック協会
開催時期:2019年9月5日(木)~2020年8月頃
実施地域:東京都区部・多摩地域・島しょ
輸送トラックの荷台を使用するモバイルの「DANCE TRUCK」を、東京都区部・多摩地域・島しょの様々な場所15カ所で展開する。多分野の先鋭的なアーティストが多数参加。
ソーラートラックの極小空間を身体/光/音で一体となる装置に変容させ、周りの環境とも呼応するパフォーマンスで見慣れた都市の風景を一変させる。

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■企画名:「TOKYO SENTO Festival 2020」
企画者:TOKYO SENTO Festival 2020 実行委員会
開催時期:2020年春~ 会場:都内銭湯
伝統的な人々の憩いの場・コミュニティーである日本独自の“銭湯文化”を世界に発信し、2020年を多くの人々とともに盛り上げるアートプロジェクト。漫画家やグラフィックアーティストなど、日本を代表する多様なアーティストが参加し、「ホッとするアートな銭湯!」と身も心も熱くなる参加型イベント。日本の伝統文化「銭湯」から世界に向けて、アッツアツの日本文化の発信と、心温まる人々の交流を作り出す。

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■ 企画名:「TOKYO REAL UNDERGROUND」
企画者:特定非営利活動法人ダンスアーカイヴ構想
開催時期:2020年4~6月頃
東京の地下空間を舞台に繰り広げられる、実験的芸術のフェスティバル。東京という巨大都市の歴史的な時間と空間を「アンダーグラウンド」というキーワードで探索し、多様で意外性のあるプログラムを展開する。
戦後の日本に生まれ、世界に広まった舞踏/Butohを中心に、それに影響された様々な表現を、現代の地下空間で再生する。


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■ 企画名:「パビリオン・トウキョウ2020」
企画者:パビリオン・トウキョウ2020実行委員会
開催時期:2020年6月6日(土)~9月13日(日)
参加予定建築家・アーティスト:藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠
世界各地で活躍する日本人の建築家6名とアーティスト1名が、独自のパビリオンを設計し、国内外からの観光客や住民に未来の建築やアートとして紹介する。パビリオンは新国立競技場を中心に約半径3km圏内に設置され、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらに巡ることができる。

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■ 企画名: 「光の速さ -The Speed of Light-」
企画者:Marco Canale(アルゼンチン)
公演時期:2020年5~6月頃
アルゼンチン出身の演劇/映像作家マルコ・カナーレによる演劇プロジェクト。東京をリサーチし、そこに暮らす高齢者へインタビューを行い、彼らの記憶や体験を基にした物語や東京という土地に紐づく歴史に焦点をあてる。高齢者が実際に出演するツアー型の演劇作品を中心に、短編動画とドキュメンタリー映像によって補完しながら、東京という都市を様々な角度から見つめ、その先の未来をも想像させる作品を制作する。
なお、2019年9月にマルコ・カナーレによる、都内在住の65歳以上の高齢者対象ワークショップ【プロジェクト紹介&演劇体験】を開催。8月25日(日)まで参加者を募集中。

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■ 企画名:「放課後ダイバーシティ・ダンス」
企画者:ADD実行委員会
開催時期:2019年9月~2020年8月
実施地域:国立市、日の出町、ほか
地域と連携し、舞踊を通した新たな地域文化のプラットフォームを創出するプロジェクト。年齢や性別、国籍や体の違いを超えた多文化共生型のダンスを子供達と創作する。菅原小春や砂連尾理など一線で活躍するプロダンサーや、地域内で様々なダンスに関わる人などによるワークショップを行い、子供達自身が振付を行うことで、「創る」楽しさを伝えていく。

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■企画名:「まさゆめ」
企画者:目 [mé]
開催時期:2020年夏
現代アートチーム目 [mé]による、世界中から募集した候補から選ばれた「顔」を東京の空に浮かべるアートプロジェクト。
2019年3~6月に行った「顔募集」では世界中から1,400名以上のエントリーがあり、6月に行われた選定のための参加型公開ミーティング「顔会議」にはライブ配信も含めて延べ3,400名が参加・閲覧した。選ばれた「顔」を立体物として造形し、2020年夏の東京の空に掲揚する。


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■ 企画名:漫画「もしも東京」展
企画者:漫画「もしも東京」展実行委員会
開催時期:2020年夏 会場:東京都現代美術館
現在の日本を代表する漫画家たちが、“もしもの東京”をテーマに、今までにないそれぞれの「東京」を描く展覧会。


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■企画名:「Light and Sound Installation “Coded Field”」
企画者:ライゾマティクス
開催日:2019年11月16日(土)
会場:浄土宗大本山増上寺ほか
最新のメディアテクノロジーと通信技術による、新しい光と音を用いたパブリックアートプロジェクト。ライブパフォーマンスと参加者が持つデバイスの光と音が、高精度な位置情報技術により完全に同期する、今までにない体験型インスタレーションが繰り広げられる。

※企画名・企画内容は今後変更になる場合があります。


2019年に実施する企画詳細


Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13の内、2つの企画が2019年に本番を迎えます。オリンピック・パラリンピックまで一年を切り、スポーツを中心に盛り上がりを見せ始めている中、文化の面からも東京を盛り上げていきます。

DANCE TRUCK TOKYO

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「DANCE TRUCK TOKYO」は、屋外公共空間に駐車した輸送トラックの荷台を舞台に、日本のコンテンポラリーダンスシーンを代表するダンサーら先鋭的なアーティストが、短いステージを次々に展開するパフォーマンスの夜祭りイベントです。2019年9月から2020年の夏にかけての約1年間で東京都区部・多摩地区・島しょ部を含め15の地域で実施を予定。2019年は下記5カ所で開催します。その初回となる新宿公演が9月5日(木)にいよいよ本番を迎えます。

<新宿公演概要>
浄水場跡地に1968年に造られた公園が舞台。新宿副都心の超高層ビル群を借景に映像や音楽を含めて総合的に行われるパフォーマンスは、日常見ている街並みを一変させます。
日時:2019年9月5日(木)18時30分~20時30分
会場:新宿区立新宿中央公園/水の広場
出演:ANTIBODIES Collective、川村美紀子、白井剛/森川祐護(Polygon Head)、新人Hソケリッサ!、鈴木ユキオ、ZVIZMO(伊東篤宏×テンテンコ)
入場:無料(事前予約不要)、スタンディング
※雨天決行。荒天の場合には中止の可能性があります。開催可否は公式WEBサイト(http://dance-truck.jp/tokyo/)にてお知らせ致します。

新宿公演・プレパフォーマンス
初回公演本番直前に、都庁前にある都民広場でのプレパフォーマンスを実施。人気の展望室など都庁を訪れる観光客をはじめ、多くの方にパフォーマンスをお楽しみ頂けます。
日時:2019年9月5日(木)17時~ 約15分程度
会場:東京都庁都民広場
入場:無料(事前予約不要)、スタンディング

<2019年その他開催地について> ※各公演の詳細は公式WEBサイトをご覧ください。
東京都中央卸売市場 足立市場
2019年9月22日(日)18時~19時、20時~21時(2部入替制)
狛江 多摩川河川敷
2019年10月12日(土)18時~20時
渋谷 宇田川町空き地
2019年10月26日(土)、27日(日)18~20時
府中 けやき並木通り
2019年11月4日(月・休)16時30分~18時


Light and Sound Installation “Coded Field”

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歴史と伝統のある東京・港区芝の浄土宗大本山増上寺とその周辺を舞台に、斬新な発想と高度な技術で現実と仮想の世界をリアルタイムでつなぎ、都市と参加者が共鳴し、光と音が自在に織りなす観客参加型のパブリックアートプロジェクトです。ライゾマティクスが独自に開発した手持ちのバルーン型デバイスを参加者が持つことで行動の自由度が飛躍的に拡張し、広範囲の大人数が互いに影響しながら同時に楽しめる体験型インスタレーションとライブパフォーマンスを実現します。参加者自身もアートの一部となるこの新しい体験を通じて、東京の過去や現在往来しつつ、未来に想いを馳せることとなるでしょう。

<公演概要>
日時:2019年11月16日(土) 18時~21時(予定)
会場:浄土宗大本山増上寺ほか
公式WEBサイト:https://coded-field.tokyo/
※申込方法など詳細は今後発表します。


【Tokyo Tokyo FESTIVALとは】
オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。

【Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13 とは】
斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、Tokyo Tokyo FESTIVALの中核を彩る事業として、東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が実施するものです。
国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」と総称し、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、順次展開していきます。公式WEBサイト:https://ttf-koubo.jp/

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