
1.本実証事業の目的
新型コロナウイルス感染症により、フレイル対策の3つの柱のうちの一つである社会参加や家族との交流の機会が減少し、フレイル(虚弱)のリスクが高まっています。
そこで、このような課題に対して、まずは市内のシニアサービス事業者を対象とし、eスポーツ体験を通じ、日常のバイタルデータの蓄積を行うことで、コミュニケーションの活性化や健康増進の可能性を検証します。
さらに、その効果を踏まえて、ゲームタイトルの追加や最適な検証環境を検討するとともに、心身に与えるポジティブな影響に関する仮説の設定を行い、将来的には高齢者のフレイル予防やデジタルデバイドの解消などにつなげることができるようなeスポーツを活用した新しいコミュニケーションツールの開発を行うことを目的に実証事業を行います。
2.実証事業の具体的な内容
(1)対象事業者(2事業者) ※令和2年8月28日に公募を実施
・スミリンケアライフ株式会社
(有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅:利用者数約750名)
https://www.s-carelife.co.jp/