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概要
松下まり子は生々しい肉体などを描いたペインティングやドローイングを始めとする絵画の他、各地で集めてきた赤い布で部屋の窓を覆うインスタレーション「赤い部屋」や、ロンドンの街中に生息するキツネを追いかけて制作した映像作品「Little Fox in London」、詩や立体など、多岐にわたる表現方法で、生への深い探求を作品としてきました。
2017年には、ロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加するなど、国内だけでなく海外での活躍も期待されている注目の作家です。
本展覧会では、今回の展覧会に向けて制作した新作のペインティングを発表致します。本を愛するという松下が、本に囲まれたこの場所でどのような空間を作り出すのか、是非ご覧ください。
作家による本展に関するコメント
本が、影のように離れずにいて、いや、離れてしまったときもあって、そういうときは絵も描いていなかった
ぎりぎりになって、というより、死の淵にべったり両手をついて、しばらくそれを撫で回し、それから真面目な顔をして、労働する人々に紛れて生きてきた