
富山県高岡市で110余年、神仏具、美術銅器の制作卸を営んでいる株式会社山口久乗(本社:富山県高岡市内免、代表取締役社長:山口康多郎)は、場を整え、邪気をはらうといわれているおりんで屋内用の置き風りん「かざりん」を発表します。
■商品について
「かざりん」
[画像1: https://prtimes.jp/i/35314/4/resize/d35314-4-716210-0.jpg ]
透明感のある涼やかな音が邪気をはらい、その空間が清められる心地がする置き風りんです。
昨今の生活スタイルや価値観の多様化に伴い、除夜の鐘やラジオ体操など、様々な日本の音の風物詩が、近所迷惑ということで大きく変化しています。軒先に風りんを吊るすのも、地域によってはさしひかえられるようになってきました。「かざりん」は、お部屋の設えとしての置き風りんなので、誰に憚ることなく、季節にかかわらず、その清らかな音色を楽しむことができます。「富山県推奨とやまブランド」に認定された「久乗おりん」の最新作です。
受賞歴:2020年度全国伝統的工芸品公募展 入選
■おりんなど鳴りがねの由来
古来よりおりんや鐘の音は邪気をはらうと信じられてきました。
中国の唐の時代、占風鐸(せんふうたく)という占いがありました。竹林の東西南北に、風鐸という青銅でできた鐘のようなものを吊るし、風の向きや音の鳴り方で物事の吉凶を占って、政治・祭祀等が行われていたそうです。