PRESS RELEASE
書籍『はじめての現場改善』発売
2021年11月18日
株式会社 日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『はじめての現場改善』を発売しました。

モノづくりの現場は、余分な在庫を持つ、作業者の待ち時間が増える、必要のない加工や手順がある、といった「ムダ」であふれています。
ムダがあると余計な時間やコストが必要となり、生産性の悪化につながります。こうしたムダを無くすための取り組みは「現場改善」と呼ばれ、多くのモノづくりの現場で行われています。
本書は、はじめて現場改善を行う方や、改善活動を始めてみたもののうまくいかないという悩みがある方に向けた書籍です。前半は現場改善を実施する目的や進め方を基礎から解説し、後半では実際にどのような取り組みをすればよいかを紹介します。

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基礎から解説しているため、初めて現場改善に取り組む方にも安心

現場改善は、今までやってきたことを変える「改善」と、変えたやり方を続ける「維持」の二つの考え方がベースになっています。そして、現場改善の目的はQCD(品質・コスト・納期)を向上させることにあります。

まずは現場改善の基本から解説していき、どのような理由で何をすればよいのかを丁寧に説明します。

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先人の知恵を利用して、現場ですぐに使える方法を紹介

現場のモノをどこに配置すると効率が良くなるのか、人がどのように動くと生産性が上がるのか、改善案を多く生み出すにはどうすればよいか、多くある問題のうち何から改善を始めればよいか……。現場改善を実際に始めてみると、悩みは尽きません。
これまで多くの人が、このような悩みの中で現場改善に取り組んできました。本書では、過去の経験や研究から得られた知見をベースとして、現場ですぐに活用できる現場改善の進め方を紹介しています。

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目次

第1章 モノづくりに必要な強み
第2章 製造品質
第3章 製造原価と効率
第4章 生産期間と生産能力と生産方式
第5章 ムダの削減
第6章 3Sと段取り改善
第7章 在庫管理と設備管理
第8章 現場改善を進めるコツ


著者紹介

西村 仁(にしむら・ひとし)
ジン・コンサルティング代表 / 生産技術コンサルタント
http://www.jin-consult.com

1962年生まれ 神戸市出身
1985年 立命館大学 理工学部機械工学科卒
2006年 立命館大学大学院 経営学研究科修士課程修了
株式会社村田製作所の生産技術部門で21年間、電子部品組立装置や測定装置等の新規設備開発を担当し、村田製作所グループ全社への導入設備多数。
工程設計、工程改善、社内技能講師にも従事。特許多数保有。
2007年に独立し、製造業およびサービス業での現場改善による生産性向上支援、および技術セミナー講師として教育支援をおこなう。
経済産業省プロジェクトメンバー、中小企業庁評価委員等歴任。

「図面の読み方がやさしくわかる本」2010年、日本図書館協会選定図書
「図面の描き方がやさしくわかる本」2011年
「加工材料の知識がやさしくわかる本」2013年
「機械加工の知識がやさしくわかる本」2016年
「機械設計の知識がやさしくわかる本」2019年
以上、日本能率協会マネジメントセンター(台湾でも翻訳出版)

「基本からよくわかる品質管理と品質改善のしくみ」2015年、日本実業出版社
「はじめての治具設計」2019年、日刊工業新聞社

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
出版局 書籍編集部  03(5644)7490
出版局 販売・管理部 03(5644)7410

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003614

Amazon 商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526081698/

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