農業における持続可能性を目指し、施設園芸向けやしがら培土の製造販売するココカラ合同会社(本社:東京都中央区、CEO :大原秀基 以下ココカラ)は、2022年2月24日(木)にインド製造業振興策「メイク・イン・インディア」への寄与を視野に、製造業ナレッジの提供ならびに人事材育成、ココナッツ製品の事業環境改善に取り組む、COCOCARA Private Limited(ポンディシェリ連邦直轄領 代表:アルール・ムルガン 以下、COCOCARA)を設立した事をお知らせいたします。
設立に至った背景
日本の施設栽培向けやしがら培土のニーズが拡大しています。
製品・サービスなど主要事業の特徴
弊社では「これからの農業の形」には、脱炭素、循環型農業を視野に、収量の安定性の実現が課題解決の第一歩であると考え、「園芸培土(培地)」に着目しました。施設園芸など養液栽培において、培土は栽培の要の一つで、培地の種類は多様で、中でもココピート、ロックウール、ピートモスの3つが主流です。中でも環境に優しいココピートは、世界の約80%の施設栽培で取り入れられています。弊社は、日本初の「高い保水性、優れた排水性も兼ね備えた、粒子が均一な高品質なコイアピット」をココナッツ生産世界第3位のインド拠点にて製造しますが、インドでは、ココピート洗浄などで、地質が変化し作物への影響が懸念されております。政府や州の地球環境保護の農業の動きは活発化し、弊社の開発では、洗浄に買った水は再利用すること、ココピートの殻を燃やさないで、利用し買取りを行います。またインド農村部などの田舎では、雇用がないことが社会問題であり、弊社の工場より地域の人々の雇用を生み出し、人々の生活の質を向上させる事業の在り方を追求いたします。
COCOCARA 事業における3つの柱
原材料開発部門:原材料の安定的確保へ向けたココヤシ農家へのナレッジ提供・雇用拡大
製造部門:IoTの活用したOEM先含む自社製造基盤作りと自社サプライチェーン強化
マーケティング部門:多様化する顧客ニーズへの対応のためのチャネル戦略
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<COCOCARA Private Limited新代表 アルール・ムルガン よりコメント>
「困っていたら助け合う」ココカラの存在意義と企業精神について
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2016年より、ココカラのインド工場最高責任者、物理学者として、世界各国の施設園芸環境に合わせた栽培データの研究や、工場の製造工程で発生する排水処理改善まで、農業の持続可能性な開発に取り組んでいます。日本のチームとココピートのシェアが高いヨーロッパや、特に農業先進国のオランダのトレンドや生産者お客様の声を吸い上げながら会社が進むべき方向性を決めています。これまでにあった数々の障壁を乗り越えて来られたのは、その時間による信頼関係だけではなく、「困っていたら助け合う」という共通の精神がベースにあったからでした。
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会社名:COCOCARA Private Limited
所在地:ポンディシェリ連邦直轄領
代表者:アルール・ムルガン
設立:2021年12月27日
事業内容:厳重に選別された粒子と素材を用い、植物の栄養摂取と水分消費を最適化し、植物の根系部分が適切に成長するための最適な培土、コイアピット技術開発。厳格な品質管理と製品のトレーサビリティ(追跡管理)のシステムも併せ持ち、製造日から半年以内のみである識別管理。保証を実現。
【会社概要】
|会社名 : cococaRa LLC.(ココカラ 合同会社)
|代表者 : 大原秀基
|所在地 : 東京都中央区新川2-13-6 明正ビル3階
|設立 : 2016年11月
|事業内容: コイアピットの開発・販売
| 公式HP : https://cococara.jp/
<事業概要>
ココカラは、深刻化する世界の食料問題に対し、「農業をもっとラクに」することを ミッションに、日本人の大原秀基とインド人物理学者のアルール・ムルガンが創業したグローバルベンチャー。農業・施設園芸分野の『少ない人数で、収穫量を上げる』ため培土の技術革新とともに劣化した自然を蘇らせ、農業の労働環境改善を目指します。世界最大のココナッツ産地の南インドの自社R&D拠点で製造する、高品質で化学的物質不使用の有機やしがら培土「コイアピット」の年間販売量は約1,500トン。サステナブルなアグリテックカンパニーとして事業基盤を創造し、社会価値・顧客価値を提供してまいります。
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