「表面繊維化セルロース粒子」を新たに開発
拡大する(全1枚)
混合油を一斉に乳化 / オイルリッチ・低粘度の乳化剤として

株式会社スギノマシン(富山県魚津市、代表取締役社長:杉野 良暁)は、自然由来のセルロースを原料としたナノファイバー*1(商品名:BiNFi-s)の開発を進めています。セルロースナノファイバー(CNF)の製造技術を応用して、シングルマイクロサイズの「表面繊維化セルロース粒子」を新規に開発しました。本開発品は5月11日より開催の「セラミックス ジャパン」*2に出品します。

1.表面繊維化セルロース粒子とは
本開発品は表面が繊維化された直径7μm程度のセルロース粒子で、水分散体として提供します。表面が繊維化されていることで、その比表面積は70m2/gと、市販のセルロース粉末や結晶セルロースの約20倍にもなり、各種溶媒への分散安定性が向上します。また、複数混合油の一斉乳化や充填結合剤としての利用など、CNFとは異なる用途展開が期待されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/70070/57/resize/d70070-57-703528878272869f98cc-6.png ]

濃度25wt%の水分散体の外観は白色のペースト状であり(図1)、これを乾燥化して観察すると粒子表面に繊維状構造が確認できます(図2、および図3)。また、粒子であるため分散液の粘度が低くハンドリング性が良好で、200rpmの簡易なプロペラ撹拌で5~10分間混合することで、均一分散が可能です。