【募集期間】2023年7月5日~9月15日/クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集

夫婦で米農業を営むおんじ屋の陰地伸哉が「持続可能な農業」を目指しました。「ココロもカラダもよろこぶ食づくり」をモットーにお米の生産・加工・直売を手掛けています。
どんな商品においても、噛めば噛むほど味わい深まる「自然本来のおいしさ」を追求し、ファンを獲得。直売を通じて度会町のお米の魅力も伝えながら、農家離れの進む田んぼを継いできました。ところが度会町内の農家離れは進むばかり。田んぼが増えてもそれを処理できる十分な乾燥施設がありません。一部の乾燥施設では近い将来廃止されるという噂もあり、混乱している個人農家さんも少なくありません。そこで、認定農業者となったおんじ屋が、乾燥調製の工程を自社内で完結できるライスセンターを度会町に新設することを決意。その運営資金の募集がクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始します。募集期間は2023年7月5日(水)から9月15日(金)で、募集金額は300万円を目指します。
URL:https://camp-fire.jp/projects/666059

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三重県度会町に「ライスセンター」新設の背景と概要


三重県度会町では深刻な農家離れが進んでいます。
私たちは8年前から三重県度会町へ移住し、新規就農者として米づくりを始めました。最初は1町から始まり、現在は16町の田んぼを作り、インターネット等を通じ直売しています。
おいしいお米がとれる三重県度会町の魅力を全国の人に広く知られことも、地元の人に信頼されて田んぼが集まることも、大変ありがたいことですが、今の度会町は、それ以上の深刻な農家離れ問題に直面しています。

私たちも任せていただく田んぼが急速に増えるあまり、作ったお米を十分に乾燥処理できる施設が不足しています。
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※上の写真はライスセンター内のイメージ。

乾燥調製にはコストがかかるため、委託する個人農家は少なくなく、私たちも実際委託してきました。しかし、農家は同じ時期に農作業が一度に重なるため、譲り合いをしなければならず、その間に台風で刈り遅れてしまうこともしばしば。
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また、建物の老朽化と利用者の減少により、廃業する事業者さんも少なくありません。乾燥施設の工程を委託してきた農家の選択肢としては、他の施設へ委託する、自分で施設を設ける、やめる、、、のいずれかが考えられます。しかし、大半の現役農家さんは、体力が続く限りは、自分が手塩にかけたお米を食べたいというものです。
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そこで認定農業者の私たちが立ち上がり、度会町内にライスセンターを新設することを決断いたしました。
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地元の方、行政の方、先輩農家さんなどと何度も何度も相談する中で、中古施設も検討しましたが、建物の老朽化、田んぼからの移動距離、現在の請負面積+αの規模 といったことを考えた際、新設という選択に至りました。
「あんたが建てるならわしももう少し頑張る」とおっしゃって下さる農家さんもいらっしゃいます。

多くの現役農家たちをサポートしながら、中山間地・度会町の農村風景を長期的に維持できるよう貢献いたします。創業当初より個人のお客様を中心に直売し、持続可能な農業の道を歩んできた私たちおんじ屋。
受け入れてくれた度会町への恩返しも兼ねて、挑戦させていただきます。
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もうひとつのライスセンターの役割


「お米の乾燥調製」という機能のほかに、私たちは地元の学校の社会見学などに開放し、普段見ることのできない「お米ができるまで」のプロセスを子どもたちに見学に来ていただいて、お米や農業への関心を育てていくのに役立てていきたいとも考えています。

私たちはこれまで、町と連携して、田植え体験や稲刈り体験などを行ってきました。
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その中で感じるのは、米づくりの盛んな地域の子であっても、知らないことがたくさんあるということ。
お米を作る家族や農家を近くで見る機会はあっても、案外自分自身が体験できる機会は少なく、実際に体験して初めて発見できることも多くあります。

田植えや稲刈りはお米づくりの代表的な作業ではありますが、それだけでお米ができるわけではありません。
なかなか見られない、かつ重要なプロセスを、移住農家の私たちならではの視点で伝えていけたらと思っています。


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【移住農家おんじ屋「ライスセンターの新設で三重県度会町の農村を未来へ繋ぎたい」クラウドファンディング概要】


[表: https://prtimes.jp/data/corp/124543/table/1_1_c120660f60d76da6172d870235797536.jpg ]



リターンについて


当店自慢の三重県度会町産ミルキークイーンや黒糖餅、またお茶銘産地でもある度会町の無農薬茶セット、オリジナルレザーグッズ、さらには田植え体験といった体験型メニュー等を設定させていただきました。
三重県度会町の魅力を感じながらお好みのものをお選びいただき、農村維持のための費用をご支援いただけたらと考えています。
「おんじ屋」リターンの一部をご紹介(予定) 


■【数量限定】三重県度会町産ミルキークイーン
おんじ屋の看板商品、ミルキークイーン。宮川の源流と寒暖差、夫婦たっぷりの愛情と減肥・減農薬で
育てた、もちもちっとして冷めても美味しいお米です。
今回お届けするのは、当プロジェクトの新設ライスセンターにて調整した令和5年産の新米です。
たくさんの種類をご用意しています。
5kg/10kg/20kg/150kg/300kg/1年間定期配送コース/3年間自動配送コース など


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■【数量限定】オリジナルレザーチャーム(おんじ屋)
おんじ屋×handmade作家Mackey によるスぺシャルコラボ商品。
国産メーカーによってじっくり時間をかけて製造された最高品質のヌメ革に、一つ一つ手彫りし、
ぷくっと膨らんだ手触りが可愛い、おしゃれなキーホルダー。
手に触れれば触れるほど、色が濃く、ツヤが増す。
今回CAMPFIREのためだけに数量限定ご用意いたしました。
サイズ:直径40mm+金具


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■【計8組限定】\お土産つき/田植え体験(おんじ屋)
おんじ屋の田んぼで田植え体験♪お土産は当日のお楽しみ。1口につき5名様までご参加可能。
夕食付きプランもご用意しています。ほっこり雰囲気なおんじ屋ファミリーと一緒に農業や田舎の
あれこれなど、楽しいお話の時間を過ごしましょう。 


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■全国からもリピ注文多数!黒糖餅
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■お茶の銘産地!宮川沿いで育った無農薬茶 飲み比べセット
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「おんじ屋」代表 陰地伸哉よりコメント


3700万円。
これは、今回のライスセンターを新設するのにかかる総額費用です。
本来であればもう少し費用が抑えられるはずのところ、世界情勢の大きな変化により、鉄を始めあらゆる資材が高騰し、ライスセンターも同様、通常よりも大きく跳ね上がっています。


わたしたちおんじ屋は直売農家とはいえ、決して裕福な農家ではありません。また、様々な条件を乗り越えた「認定農業者」であるにも関わらず、使える補助金がありません。
それでも、自治体、農協、周囲の農家、農業委員会など関係者と何度も何度も相談を重ねる中で、やはりこのプロジェクトは自分たちの成長と地域の農業の課題に関わる必要な投資だと考え、一旦融資の審査を通過し、全額自己負担で決行する覚悟を決ました。
それでも非常に大変高額な挑戦となるため、「度会町のお米づくりや地域の魅力を伝えながら、一部でもご支援をいただけたら、、、」そんな想いでチャレンジを決めさせていただきました。

正直、ワクワク寄りも大きな投資に対する恐怖の方が大きいです。
しかし、本プロジェクトを通して自分たちが移住してお世話になっている三重県度会町の魅力を知っていただき、関係人口の増加と未来の農村維持に繋げたい。そして、三重県度会町産のおいしいお米をまだ知らない全国の方々にも広く知ってもらい、食べてもらい、感動してもらい、お米という日本の食文化と向き合っていただけたらと思います。
本プロジェクトを通して、1人でも多くの方が笑顔になり、度会町の農業に少しでも貢献できればこれほど嬉しいことはありません。
みなさまの温かなサポートを、どうかよろしくお願いいたします。


地域の宝である田んぼを守りたい


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おんじ屋の田んぼでお米づくりに新たな夢を抱く、現役農家・中西さんより
このへんの田んぼは周りをぜんぶ山に囲まれていて、猪や鹿の被害も多い。柵で囲んでいても、お構いなく入ってくる。そんな大変な中山間地の田んぼばかりではあるが、自分が生まれた時から受け継がれてきたものでもあり、こうして若者が町外から入ってきてくれて一緒に作ってくれるのは同じ地区の田んぼを作る農家としてもとても励みになっています。

度会町民を代表して、私からもぜひ、陰地さんたちの応援を宜しくお願いします!


「わしゃ、おんじさんを応援してる!」御年93歳!お茶とお米を自然農法で作ってきた大先輩農家・中村さんより


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わしもずっと米づくりをしていたが、もうこの歳になり、今はおんじさんに作ってもらっている。
このあたりは水がきれいで、せやからおいしいお米ができる。わしは、もう身体が動かん。
おんじさん達のように度会町の自然の中でよいお米を育ててもらってうれしい!!


おんじ屋について


三重県度会町へ移住した夫婦が営む米農家。「ココロもカラダも喜ぶ食づくり」をモットーに、度会町産の減農薬・減肥によるお米の栽培と、度会町産米を100%使用した杵つき餅、生あられ、製菓用米粉など、加工品開発にも取り組んでいます。
噛めば噛むほど味わい深まる「自然本来のおいしさ」を追求しています。本当に「おいしい」食べ物は、脳や味覚だけで感じるものではなく、細胞一つ一つまで沁みるような感覚があると思います。そしてそれは単に「匂い」や「味」だけでなく、その食べ物ができるまでの想い、作り手の雰囲気などもおいしさに関わるものだと思います。近年、欧米食などで”米離れ”が進んでいるといわれる中でも、当店のお米を食べて「パンよりお米を食べる機会が増えた」「お米ってあまり意識していなかったけど見直すようになった」といった声をたくさんいただき、お米にはまだまだポテンシャルがあることを感じます。
また、「持続可能な農業」を目指すおんじ屋は加工品開発にも力を入れています。お餅やあられなど、田舎では一見どこにでもある商品ですが、おんじ屋でしか出せない味を追求し、納得のいく商品だけを販売しているので、リピーター様もどんどん増えています。
ご縁のあった三重県度会町でのお米づくりを通じて、そういった皆様の食を見直すひとつのきっかけになる食をつくっていけるように、これからも頑張ります。



これまでに開発した商品例
・原料もち米の栽培段階からこだわったお餅「しかく餅」「まる餅」 特に「黒糖味」は年間通じて全国よりお問い合わせがあります。
https://onjiya.com/wp/category/item/omochi/
・三重県伊勢地域のソウルフード お餅を干した「生あられ」 レンジやトースターで簡単に炒りたてあられ♪
https://onjiya.com/wp/item/rice-cracker/
・お菓子づくり好きの妻が製粉にとことんこだわった「米の粉」 飲食店、製菓店でもご愛用いただいています。
https://onjiya.com/wp/category/item/komeko/


【会社概要】


社名:おんじ屋 (※屋号)
本社所在地:三重県度会郡度会町棚橋865-2
代表:陰地伸哉
事業内容: お米の生産・販売・加工品の製造(お餅・あられ)
設立: 2015.1.13
HP:https://onjiya.com

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