株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史、以下「紀伊國屋書店」)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(代表取締役社長兼COO 高橋 誉則、以下「CCC」)、日本出版販売株式会社(代表取締役社長 奥村 景二、以下「日販」)は、書店主導の出版流通改革の実現に向けて、2023年10月2日、共同出資会社「株式会社ブックセラーズ&カンパニー」(代表取締役社長 宮城 剛高)を設立いたしました。

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ブックセラーズ&カンパニー:https://booksellers.co.jp/


1. 新会社概要
会社名: 株式会社ブックセラーズ&カンパニー(英文商号 BOOKSELLERS & CO.)
ウェブサイト: https://booksellers.co.jp/
設立日: 2023年10月2日
本店所在地: 東京都新宿区新宿三丁目17番7号
オフィス: 東京都品川区上大崎2-15-19 ビジネスエアポート目黒
資本金: 5,000万円(資本準備金5,000万円)
出資比率: 紀伊國屋書店40%、CCC30%、日販30%

経営体制: 3社から人員を派遣して新会社の経営にあたります。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/18760/table/1421_1_ae57ba7516a131a93644c163ab9d6110.jpg ]


2. 社名に込めた想い
書店もしくは本を売る人を意味する英単語「BOOKSELLER」の複数形と、仲間を意味する「カンパニー(CO.)」を組み合わせた社名です。読者、出版社、取次、著訳者、クリエイター、3社を含む全国の書店など、ステークホルダーの皆さまと共に歩んでいきたいという3社の思いを社名に込めました。

3. 理念・ミッション
<理念>
出版社が発行する多種多様な出版物を、書店を通じて全国各地の読者に届け続けるための持続可能な出版流通サイクル創出によって、出版業界の成長のみならず、日本の文化と社会の発展に寄与する。
<ミッション>
街に書店が在り続け、より多くの人々が読書習慣を育み、本を通じた「知」や「文化」との接点を持ち続ける豊かな未来を、書店自らの手で切り拓いていく。

4. 事業内容
(1) 書店と出版社が販売・返品をコミットしながら仕入数を決定する、新たな直仕入スキームを実現するための書店-出版社間の直接取引契約の締結を目指し、参画書店の代表として各出版社様と交渉を行います。

(2) 直接取引契約を締結した出版社様の商品に関する、参画書店の仕入業務を新会社に集約します。3社が保有するシステムやインフラストラクチャー、単品販売データや書店員のノウハウ等を利活用しながら、販売機会の喪失を最小化する適正仕入と、適時適量かつ環境に優しい流通を実現していきます。

(3) 書店での購入者の拡大や購入数の増加を目指し、参画書店が共同実施する販売促進の企画や、共通アプリなども視野に入れた書店横断型のサービスを実現させて、読者の利便性向上に繋げていきます。

5. 今後のスケジュール
詳細につきましては、出版社様および関係者の皆さまに説明会などで、10月以降に順次ご説明をしてまいります。また、書店様向けには、2024年春を目途に、スキーム内容や共通アプリなどについて、別途ご説明の場を設けさせていただく予定です。

6. 代表メッセージ(株式会社ブックセラーズ&カンパニー 代表取締役社長 宮城 剛高)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/18760/table/1421_2_87baf1e37b5637cd37c825fa59877de4.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/18760/1421/resize/d18760-1421-dd023cecd315084510ee-0.jpg ]

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/18760/table/1421_3_98e008b6448705eeb97a2999e298b1ee.jpg ]


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