航空機が地上で電力や冷暖房を使用する際は、通常は機体に装備された航空燃料を用いるAPU(航空機補助動力装置)もしくは空港に配備されているディーゼル式のGPUを使用して発電しております。
昨今、カーボンニュートラルへの取り組みが航空業界でも重要課題になっております。FDAとしてもCO2削減のための取り組みを模索する中で、令和4年度の空港・港湾における脱炭素化促進事業(環境省補助事業)を活用し、バッテリー駆動式のGPUを導入することといたしました。
本GPUは、国内主要空港を中心に航空機への電力・空調供給を行っているAGPが開発した製品であり、国産のバッテリー駆動式GPUとしては初の導入事例となります。今回の導入により、CO2排出量が通常のAPU比で10分の1、ディーゼル式のGPU比で約3分の1に抑制される効果が期待でき、政府が推進する「空港分野におけるCO2削減」の実現に寄与して参ります。
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■バッテリー駆動式GPU『Be power.GPU』導入概要
・製品名
Be power.GPU(バッテリー駆動式GPU)
・用途
駐機中の航空機向け電源供給
・製品特徴
・国産初であり、高品質
・小型軽量で、効率的な運用が可能
・パワーアシスト機能により取り回しが可能
・運用開始日
2024年2月26日(月)頃を予定
・導入場所
名古屋(小牧)空港
・導入台数
1台
・製造者
株式会社エージーピー
・使用者
株式会社フジドリームエアラインズ
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