「“マテリアルズ・インフォマティクス”を普及し、研究開発を革新する」ことをミッションに掲げるMI-6株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:木嵜基博、以下MI-6)は、MIプラットフォーム『miHub(R)︎』の体験拡張を、2025年7月1日(火)より正式に提供開始いたします。
背景・概要
MI-6は、化学・素材分野でのデータサイエンス・機械学習の活用を強みとして、材料開発においてデータ駆動型アプローチを「当たり前」に活かせる環境の実現に向けたサービス開発に一貫して取り組んでいます。
特に、インフォマティクスにより開発者の探求と創造を最大化するMIプラットフォームmiHub(R)︎は、2020年の上市以来、150社以上*のお客様にご導入いただいており、組織全体でのデータ駆動型研究開発の推進に貢献してまいりました。
*有償契約のみ。トライアルやアカデミアでの利用は除く。
一方、多くの企業では、データや情報の管理が個人やチームごとに分散しており、知見の共有や再利用に大きな課題を抱えています。この状況を打開し、さらなるデータ駆動型研究開発の組織推進に向けた体験拡張を目的とし、この度メジャーアップグレードを行います。
4月から一部のお客様向けに先行でのご案内を開始していましたが、本日から正式リリースとして、全てのお客様を対象にサービスを提供してまいります。
miHub(R)製品サイトを見る
miHub(R)︎について
現代の研究開発現場では、高度化する要求性能、短期化する開発サイクル、そして激化する競争に対応するため、従来の手法を超える効率性と柔軟性が求められています。また、データの膨大化と複雑化に伴い、データ資産を効果的に蓄積し、活用することがますます重要になっています。
このような状況に対し、miHub(R)は、研究者一人ひとりの創造性を引き出しながら新たな発見と進化を支えるMIプラットフォームとして、進化を続けています。
例えば、直感的に使えるデータ解析機能により、実験データの整理から活用、新たな知見の蓄積までをシームレスに実現。ドメイン知識を活かしつつ、統計・機械学習を用いたデータ駆動型の仮説検証を推進します。
さらに、開発テーマや解析に関するデータとノウハウを活用可能な形で蓄積し、組織全体でのデジタル活用を促進。開発者のための充実したサポートと組み合わせることで、MIによる研究開発力を飛躍的に加速させます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34072/31/34072-31-8d8b8ed10986b6d34777883b10bdb9bc-3900x2963.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
miHub(R)︎体験拡張のポイント
今回の体験拡張により、miHub(R)︎はデータ解析ツールにとどまらず、研究開発の計画立案からデータ蓄積、解析、そして意思決定、最終的な知見の蓄積まで、一連のプロセスを包括的にサポートするプラットフォームへと進化しました。
<1. データ整理・活用の連携>
開発チームにおけるデータ整理プロセスを効率化し、MI解析用データセットへのスムーズな変換を実現します。データの蓄積・登録から解析設定、実験点の選択、結果の考察に至るまで、実験計画における各ステップを、直感的にワークフロー形式で管理できるようになっています。
データ整理そのものが目的化することを防ぎ、開発者やチームが、解析や考察など開発のクリエイティブな部分に注力できる環境を整えます。
<2. データ理解・洞察>
開発テーマと解析プロジェクトを統合的に管理し、検証項目との紐づけによって、実験データや関連情報を開発テーマ全体で俯瞰的に把握できます。また、因子間の関係性を視覚的に示すことで、研究者が解析や検証すべき対象を直感的に見極めることが可能になります。
さらに、複雑なデータの背後にある構造や因果関係が明らかになることで、重要な因子や影響度の高い要素に迅速にフォーカスできます。
先行してご案内したお客様からの声(一部抜粋)
【大手素材メーカー:開発部門長】
担当者の異動や退職で、貴重な開発データが“塩漬け”になる。これは多くの組織が抱える課題です。
【中堅化学メーカー:チームリーダー】
これまでは、うまくいかなかった試行錯誤は記憶から消えがちでした。miHub(R)は、成功も失敗も全ての“過程”を『再利用できる資産』として記録してくれます。過去のデータセットの作り方が明確に記録されているため、良いやり方を迷わず新しいテーマで再現でき、開発のサイクルが格段に速くなりました。
【電子部品メーカー:研究員】
モデル精度に目が行きがちですが、解析の質を左右する一つが『前処理』です。miHub(R)は、パラメータ選択や外れ値の扱いなど、試行錯誤の過程を“意図”と共に記録してくれます。これにより、自身の判断を客観的に振り返りながら、質の高いデータセットを効率的に作成できるようになりました。結果として、次の一手の確度が格段に上がったと実感しています。
miHub(R)︎のデモンストレーションや詳細のご案内を希望される方は、下記のボタンからお問い合わせください。
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今後の展望
MI-6は、今後もmiHub(R)を基軸にしながら、生成AIを含めた先端的なインフォマティクス技術とロボティクス技術を用いて、研究開発のデジタルとフィジカルを融合するソリューションを開発・提供してまいります。
<会社情報>
- 会社名:MI-6株式会社
- 代表者:木嵜 基博(きざき もとひろ)
- 設立:2017年11月17日
- 所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-13
- 事業内容:マテリアルズ・インフォマティクスやロボティクス技術などを応用したサービスおよびソフトウェアの研究・開発・提供
<各種URL>
- コーポレートサイト:https://mi-6.co.jp/
- お客様の声: https://mi-6.co.jp/voice/
- オウンドメディア『miLab』:https://mi-6.co.jp/milab/
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