豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、グループ会社の株式会社ユーラスエナジーホールディングスと共にエジプト・アラブ共和国(以下:エジプト)にて2023年3月から建設を進めていた「スエズ湾風力発電所II」(Gulf of Suez Wind FarmII)が、2025年6月30日から商業運転を開始しましたので、お知らせいたします。

 スエズ湾風力発電所IIは、スエズ湾沿いのガルフ・エル・ゼイト地区(Gulf of El Zayt)に位置し、設備容量654MWを誇るアフリカ最大の風力発電所です。
陸上風力発電としては世界最大級となる1基あたり7.5MWの風力発電機20基を含む、計104基で構成されています。
 発電される電力は、エジプトの一般家庭約110万世帯の年間消費電力量(約145万トンのCO2削減効果)に相当し、エジプト送電公社(Egyptian Electricity Transmission Company)へ25年間にわたり売電されます。
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完成したスエズ湾風力発電所II
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発電所所在地

 豊田通商グループでは、同地区において既に「スエズ湾風力発電所I」(Gulf of Suez Wind FarmI、設備容量262.5MW、2019年10月商業運転開始)を運営しており、スエズ湾風力発電所IIは、アフリカで運営する2例目の風力発電所となります。
 エジプト政府は、2030年までに再生可能エネルギー発電比率を全電源の42%とする目標を掲げており、今後は、両発電所合わせて916.5MWの風力発電所の運営を通じて、同国の再生可能エネルギー電源の拡大および経済発展に寄与してまいります。


 また、豊田通商グループは今夏、横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、"for the future children of Africa(アフリカの未来の子供たちのために)"をキーメッセージに掲げ、アフリカの社会課題の解決および経済成長に貢献してまいります。
事業概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/769/table/14_1_4e44f21b2ddbfb367d6cadba17465d4f.jpg?v=202507020216 ]

当社のこれまでの取り組み
・2019年12月6日発表:エジプト初の風力発電IPP事業で竣工式開催
・2023年3月6日発表:エジプトで2件目の風力発電IPP事業に参画
・2024年11月19日発表:エジプトで建設中の風力発電所の150MW増設について企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000000769.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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