アソシエイト・コンダクター チョン・ミンがその真価を見せる、オール・チャイコフスキー・プログラム

 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)の2025シーズン7月定期演奏会(7/17, 18, 20)はアソシエイト・コンダクター チョン・ミンが登場。名手・神尾真由子との共演でオール・チャイコフスキー・プログラムをお届けします。

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東京フィル2025シーズン7月定期演奏会

アソシエイト・コンダクターのチョン・ミンは、韓国・江陵市交響楽団音楽監督を務めるなど、近年活躍の幅を大きく広げている。東京フィルの定期は3回目。過去の2回(2019年6月、2020年10月)は、「急遽の交代」によるため、今回が満を持しての登場となる。曲目は、チャイコフスキーの名曲2曲が並ぶ。ヴァイオリン協奏曲のソリストは、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子。音楽家としてのキャリアを着実に重ね、ますます好調の神尾が「一番の得意曲」とする協奏曲。哀愁を帯びた旋律を心に語りかけるように歌い、超絶技巧を輝かせながらオーケストラと火花を散らす演奏になろう。交響曲第6番『悲愴』は、東京フィルの実力が存分に発揮されるはずである。(文:柴辻純子(音楽評論家))

【7月定期演奏会聴きどころ・公演について】◆公演日時・会場 date & venue
7月17日(木)19:00 サントリーホール
July 17, 2025, Thu 19:00 Suntory Hall (Main Hall)
7月18日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
July 18, 2025, Fri 19:00 Tokyo Opera City (Concert Hall)
7月20日(日)15:00 Bunkamuraオーチャードホール
July 20, 2025, Sun 15:00 Bunkamura Orchard Hall

◆出演 performers
指揮:チョン・ミン(アソシエイト・コンダクター)
Conductor: Min Chung (Associate Conductor)
ヴァイオリン:神尾真由子*
Violin: Mayuko Kamio
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra
◆プログラム program
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲*
Tchaikovsky: Violin Concerto
チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』
Tchaikovsky: Symphony No. 6 "Pathetique"

◆特設サイト
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20250717.php

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【特別記事】チョン・ミン指揮、神尾真由子のチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」『悲愴』に期待(文=渡辺和彦)https://www.tpo.or.jp/information/detail-20250526-01.php


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【特別記事】アソシエイト・コンダクター チョン・ミンが語る オール・チャイコフスキー・プログラムhttps://www.tpo.or.jp/information/detail-20250520-01.php


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チケットについて◆1回券料金(税込・全席指定)
定価 SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
東京フィルフレンズ料金 S¥9,000・A¥7,650・B¥6,300・C¥4,950
※東京フィルフレンズ会員様は10%割引でご購入いただけます(SS席を除く/受付はお電話のみ)。
東京フィルフレンズへの入会方法など詳細はこちらをご参照ください。
https://www.tpo.or.jp/tickets/friends.php

◆チケットお問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平日10時~18時/土日祝休/発売日の土のみ10時~16時営業)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/

◆ご来場の皆様へ
・本公演は全席指定です。入場券指定の座席にご着席ください。
演奏開始間際の入場の際にはスタッフの案内で入場券記載とは異なるお席への着席をお願いすることがございます。
・演奏中のご入場は固くお断りいたします。楽章間のご入場は楽曲の進行によりスタッフがご案内いたします。ご入場いただけない場合もございますのでご了承ください。
・曲間・楽章間での退場につきましては、体調に不安がある場合など、無理せずご判断ください。その際、周りのお客様の鑑賞の妨げとならぬよう、ご配慮いただければ幸いです。
・未就学児のご入場はお断りしております。
・やむを得ない事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がございます。
・公演中止の場合を除き、お求めいただいたチケットの払戻・変更等はいたしません。

主催: 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動)) | 独立行政法人日本芸術文化振興会
協力: Bunkamura(7/20公演)
出演者について指揮 チョン・ミン (東京フィル アソシエイト・コンダクター)
Min Chung, Associate Conductor
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東京フィル アソシエイト・コンダクター チョン・ミン

 チョン・ミンは、江陵(カンヌン)フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、東京フィルハーモニー交響楽団アソシエイト・コンダクター(2015-)、さらに、2020年から2023年までトレント=ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団の首席客演指揮者も務めた。
 最近および今後の注目公演には、名ソプラノのヘラ・ヘサン・パクを迎えたセミ・ステージ形式の『椿姫』、マーラー「交響曲第4番」、チョ・ソンジンとの共演(いずれも江陵フィルと)、および2025年7月の東京フィル定期演奏会などがある。また江陵フィルとの日本ツアーでは韓国のオーケストラとして史上2番目にサントリーホールでの公演を果たした。

 交響楽の分野では、近年および今後の主な共演団体として、フィレンツェ五月音楽祭管(2025年9月に再招待)、トリノRAI国立交響楽団、ボローニャ市立歌劇場管、ウィーン室内管、マリインスキー劇場管、ドイツ・カンマ―アカデミー・ノイス・アム・ライン、ミラノ・スカラ座アカデミー管、カリアリ・リリコ劇場管、シチリア交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、ヴァッレ・ディトリア音楽祭管、杭州フィル、深セン交響楽団、メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団、韓国室内管、釜山フィル、大邱オペラ管など。
 オペラの分野でも国際的に活躍しており、マリインスキー劇場『蝶々夫人』、ミラノ・スカラ座『魔笛』、韓国国立オペラ『蝶々夫人』『ドン・カルロ』『子どもと魔法』、テアトロ・ポリテアマ・グレコ『椿姫』『ドン・カルロ』などが主要な実績である。
 ドイツ・ザールブリュッケンに生まれ、幼少期にフランスに移住。ピアノ、ヴァイオリン、コントラバス(著名な奏者フランソワ・ラバスの指導)で音楽の基礎を学ぶ。その後、ソウル大学でヴァイオリンとドイツ文学を専攻し、韓国・釜山の恵まれない子どもや孤児で構成されたアロイジウス交響楽団で指揮デビュー。この特別なオーケストラとの経験が、音楽教育への情熱を育み、同団を当時屈指の青少年オーケストラへと成長させた。

ヴァイオリン 神尾真由子 
Mayuko Kamio, violin
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神尾真由子 (C)Makoto Kamiya

 4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクー ルで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了 する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。国内の主要オーケストラはも とより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、BBC交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモ ニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管 弦楽団、ワルシャワ 国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演するほか、サン・モ リッツ、ヴェルビエなどの著名フェスティバルに登場している。ニューヨーク、ワシント ン、サンクトペテルブルク、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。 2020年10月「JSバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」を発表。
これ まで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎 雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回 出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。楽 器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を 使用している。東京音楽大学教授。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
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東京フィルハーモニー交響楽団 (C)上野隆文

 1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
 Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組でも取り上げられた。
 海外公演も積極的に行い、これまでに3回のヨーロッパ・ツアー、創立100周年記念ワールド・ツアー、アジアでは2005年に日中韓3か国、2015年に東京とソウルの2都市で日韓国交正常化50周年記念コンサートなど多数開催。2015年12月に日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会、2024年5月にチョン・ミョンフン指揮のもと韓国3都市4公演でのツアーを、2025年3月には日韓国交正常化60周年を記念して東京とソウルの2都市でKBS交響楽団との合同演奏を行い国内外の注目を集めた。
近年ではヨーロッパや中東からの招聘を受けるなど、さらに広い地域で高い評価と注目を集めている。
 1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を、愛知県刈谷市と連携協定を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞。

 In 2025, the Tokyo Philharmonic Orchestra celebrates its 114th anniversary as Japan’s first symphony orchestra. With about 160 musicians, Tokyo Phil regulary performs both symphonies and operas. Tokyo Phil is proud to have appointed Maestro Myung-Whun Chung, who has been conducting Tokyo Phil since 2001, as Honorary Music Director, Maestro Andrea Battistoni as Chief Conductor and Maestro Mikhail Pletnev as Special Guest Conductor.
Tokyo Phil has established its world-class reputation through its subscription concert series, regular opera and ballet assignments at the New National Theatre, and a full, ever in-demand musical agenda around Japan and the world, including broadcasting with NHK Broadcasting Corporation, various educational programs, and tours abroad.
Tokyo Phil has partnerships with Bunkamura Orchard Hall, the Bunkyo Ward in Tokyo, Chiba City, Karuizawa Cho in Nagano, and Nagaoka City in Niigata, and also cooperation agreement with Kariya City in Aichi.

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♪2025年10月に東京フィルはヨーロッパ演奏旅行を行います。
皆様のご支援をお願いいたします。
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