中堅・中小企業の高度なデータ分析を3ステップで可能に

株式会社Srush(本社:東京都品川区、代表取締役:樋口海)は、日本語での自然な対話で企業データを分析し、経営判断に必要なインサイトを即座に導き出すAIエージェント「SrushAI」の提供を本日より開始いたします。

「SrushAI」は、対話型のデータ分析AIエージェントです。
「先月の売上は?」「どの商品が不調?」と話しかけるだけで、社内に点在する分散データを横断的に分析し、グラフ付きのレポートで即時回答します。データに苦手意識のある方でも直感的に使える分析体験を実現すべく、私たちはAIだけでなく、愛も込めました。 人に寄り添い、データに向き合う楽しさを届ける。それが「SrushAI」が目指すデータ愛です。

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開発背景 ─ AIブームの中、データ分析には活用されない現状
DXの実現に向けて生成AIが主流な手段として注目される中、国内企業の実際の活用状況は限定的です。帝国データバンクの調査によると、企業の生成AI活用は「情報収集(59.9%)」「文書要約・作成(53.9%)」「企画立案・アイデア出し(53.8%)」が上位を占める一方、経営判断に直結する「データ分析・集計」での活用は大幅に遅れています。
出典:『生成AIの活用状況調査』帝国データバンク
 
多くの企業において、営業部門の顧客管理システム、製造部門の生産管理データ、マーケティング部門の顧客リストなど、それぞれが独自の目的や形式で運用され、データの形式や保存場所がバラバラなデータのサイロ化が発生しています。特に中堅・中小企業では、AIの本領発揮を可能にするデータ基盤(モノ)をつくる専門人材(ヒト)が圧倒的に不足する中、AIへの投資判断(カネ)もつかない状況に陥る状況こそが、企業のAI活用が進まない根本的な課題だと、私たちは捉えています。
  
  
「Srush AI」の概要 ─ 3ステップで高度なデータ分析を
私たちは企業が抱える「ヒト・モノ・カネ」の課題を一挙に解決するため、データ基盤とAIを一体化し、専門知識不要・対話だけで高度なデータ分析を実現するAIエージェント「SrushAI」を開発しました。従来の複雑な分析プロセスを3ステップに短縮し、直感的かつデータドリブンな経営判断をサポートします。自然な対話だけで動き出す、すぐに使えるデータ分析特化型AIエージェントを通じて、データに関わること自体を好きになっていく。それこそが「SrushAI」が届けたい“データ愛”の体験です。

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「SrushAI」の特徴「SrushAI」は、データ基盤とAIが一体となっている点を特徴とし、企業のデータ活用力を飛躍的に高める性能を備えています。外部データとも柔軟につながるETL機能(Extract=抽出/Transform= 整形/Load=取り込み)を備え、API経由での連携もスムーズに。DWH(データウェアハウス)と直結しているため、ビッグデータもストレスなく高速処理が可能です。
 
また、分析対象を連携済みの正確なデータに限定することで、生成AIにありがちなハルシネーション(誤情報)も大幅に抑制。現場での意思決定を前提に設計されたデータ分析特化型AIとして、実務で使える高度な知見を提供します。
 
実際にご活用いただいている小売企業では、売上分析レポート作成業務に年間約240時間を要していたところ、「SrushAI」導入により10時間に短縮されました。創出された時間で各エリアマネージャーが販促戦略立案に集中できるようになるなど、データを判断の武器として活用できる環境へと変化しています。
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「SrusuAI」画面イメージ

 
安心して現場に導入できる設計「SrushAI」は、対話AIの中核にAnthropic社の「Claude 4 Sonnet」を採用しています。Claudeは高いセキュリティ設計と倫理基準に基づいた学習が特徴で、センシティブな業務データを扱う企業でも安心して使えるAIとして注目されています。

特にAnthropic社は、誤解答やバイアス、誤用リスクに対する安全対策を開発初期から徹底しており、企業に求められる透明性・説明可能性・コンプライアンス対応において強みがあります。そのため「SrushAI」は、限られた人員・スキル・時間で業務を支える中堅・中小企業でも、安心して現場導入できる生成AIとして設計されています。
 
 
 「SrushAI」活用の3ステップステップ1|自然な対話で、すぐに分析がスタート
「今月の売上は?」「不調な商品は?」など、自然な日本語で問いかけるだけで、SrushAIが質問の意図を即座に理解。
自社データを接続しておくだけで複雑な前処理もいらず、すぐに分析が始まります。

ステップ2|AIが自動で集計・レポートを生成
対話内容に応じて、売上や顧客動向などの指標を自動で集計。グラフや要約コメントを含むレポートが数十秒で生成され、報告業務や意思決定にそのまま活用できます。

ステップ3|全社データを横断し、日次更新も自動化
部門ごとに散在していたデータを横断的に活用。SrushAIは、自社データに精通したAIアナリストとして、最新の情報を日次で更新・定期配信し、組織の意思決定をリアルタイムで支援します。
  
 
「SrushAI」の活用イメージ ─ すべての人に最初の一歩を「SrushAI」は、質問の意図を即座に理解し、複雑な集計や分析をすべて自動で処理します。
データ活用に専門知識はいりません。SrushAIは、誰もが最初の一歩を踏み出せるよう設計されたAIアナリストです。
 
【売上分析】
予実の乖離や急増急減の要因特定、利益とのギャップ把握などを対話で自動分析。「売上が伸びているのに利益が出ていない商品は?」「曜日別の売上傾向は?」といった問いに対し、根拠となるデータとグラフ付きで即答します。複雑なデータから、売上のボトルネックと打ち手を同時に明らかにします。
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【顧客分析】
購買履歴や属性データをもとに、新規と既存顧客の行動差やリピート傾向、離脱兆候までを自然言語で探索。
「単価が高い顧客に共通する特徴は?」「初回購入から再購入までの平均期間は?」などの問いに、わかりやすい図と洞察コメントで回答します。
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【商品分析】
売れ筋や原価圧迫商品など、商品ごとの収益構造や併売傾向も自動で可視化。「原価が高くて利益を圧迫している商品は?」「返品率が高い商品はどれか?」などと質問すると、過去の傾向とともに、改善余地を提示します。
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今後の展望 ─ データを愛せる人を100万人に
Srushは、ソフトウェア、伴走支援、人材育成の三位一体モデルを軸に、2030年までに100万人のデータを愛せる人=データガーディアンの育成を目指しています。その最初の一歩を担うのが、「SrushAI」です。

今後「SrushAI」は、単に質問に答えるだけのAIではなく、社内に点在するデータの自動統合から前処理・分析・レポートの共有までを一貫して担い、日々のデータ活用業務そのものを支える存在へと進化していきます。

私たちが目指すのは、「データを解き明かす」時代から、「誰もがデータを読める情報として扱える」時代への転換です。外部のオープンデータや社内に埋もれた定性的な情報も取り込みながら、「SrushAI」が必要な知識を自ら編み、毎日のように語りかけてくる。 そんな「読むデータ体験」を、すべての人に届けていきます。

「データは苦手だけど、変わりたい」「もっとデータを味方につけたい」といった人々の想いに寄り添い、そっと背中を押せる存在でありたい。そんな願いから生まれた「SrushAI」の提供を通じて、すべての人のデータ活用をAIと愛で支えてまいります。


「SrushAI」のご利用について- 費用:月額 5万円から
- お問い合わせ先・詳細:https://www.srush.co.jp/srush-ai


 
 

会社概要
- 会社名 : 株式会社 Srush(Srush Inc.)
- 所在地 : 東京都品川区西五反田 8-4-13 五反田JPビルディング 2F
- 代表者 : 樋口 海
- 設立:2019年11月21日
- 事業内容:対話型データ分析AIエージェント「SrushAI」を中核に、データ統一クラウド、データ活用伴走サポート、データ人材育成プログラムの企画・開発・運営・販売を一体的に提供
- コーポレートサイト:https://srush.biz/
企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000070907.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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