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生産20万台目のSPEEDIOに記念銘板を取り付ける池田和史(右)と星真(左)
式典では、社長の池田和史と専務執行役員の星真による、生産20万台目の製品となった「SPEEDIO S700Xd2」への記念銘板の取り付けが行われたほか、40年にわたるブラザーのNC工作機械の歴史が紹介された。
ブラザーの工作機械は、”製品をつくる機械も自分でつくる”という創業時の考え方に基づき、ミシンの部品を内製するための機械として作られ、1961年に発売した教育用小型旋盤「BSL-250」を皮切りに外販されるようになった。1964年にはミシンやタイプライターのような精密機器の部品にねじ穴加工を行う「タッピングマシン」、1980年には電子制御方式を採用したタッピングマシンの「ハイタップシリーズ」を発売した。そして、今から40年前の1985年には、コンピューターによる自動加工が可能な小型の工作機械CNCタッピングセンター「TC-211」を投入し、その後の工作機械事業成長のきっかけとなった。その後、2013年にはブランド名を「SPEEDIO(スピーディオ)」に変更してイメージを刷新するとともに、自社開発の制御機能を大きく進化させ、高生産性を追求したモデルラインアップの強化を図ってきた。SPEEDIOは現在、全7シリーズ11機種を展開しており、顧客からの多様なニーズに応えている。
ブラザーのNC工作機械の累計生産台数は、1985年に発売したCNCタッピングセンター1号機である「TC-211」から数えて、1995年に1万台、2008年に5万台、2014年に10万台、2018年に15万台となり、このたび20万台を達成した。
ブラザーでは、2004年に中国、2024年にはインドで工作機械の生産を開始し、現在、日本・中国・インドの3拠点で生産を行っており、グローバルな生産体制により、現地の顧客のニーズに迅速かつ柔軟に対応するとともに、安定した供給体制を構築している。
ブラザーは、「今後もグローバルな生産体制と長年培ってきた技術力を活かし、高い生産性と省エネ性能を兼ね備えた工作機械を通じて、お客様に迅速に価値をお届けしていく」としている。
*:対象となるNC工作機械は、CNCタッピングセンターとSPEEDIO企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000799.000011621.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp