TESSグループ保有の再エネ発電所9件を登録、日本国内登録設備の約4割に相当

 テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当社」)は、連結子会社であるテス・エンジニアリング(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:高崎 敏宏)が、この度、当社グループが保有・運営する再生可能エネルギー発電所9件について、国際的な再生可能エネルギー属性証書である「I-REC」における設備登録を完了いたしましたので、お知らせいたします。


 I-RECは、60か国以上で発行される国際標準の再エネ属性証書であり、GHGプロトコル、CDP、RE100等、気候変動に関する主要な国際報告の枠組みにおいて、高い信頼性をもつ証書として認知されております。
発電設備・発電量・発電日時等の属性情報が、I-Tracking規格財団により認定された第三者機関によって認証され、改ざん不可能な「唯一性」と履歴の遡及が可能な「追跡性」が担保されている点が大きな特徴となっており、再エネ電源属性を国際的に証明できる証書として需要が高まっております。


 当社グループは、2025年7月末時点で日本国内に登録されているI-REC設備数の約4割に該当する再エネ発電所9件を設備登録しており、これまでにSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭)が運営するI-RECの取引プラットフォーム「EneTrack」を活用し、累計で約3,000MWh相当のI-REC(証書)を発行しております。また、発行したI-REC(証書)の一部は、EneTrack登録企業向けに販売を実施いたしました。企業としては国内最多の登録実績であり、国際認証制度への対応力と先進的な取り組みを示すものと考えております。

■今後の展望
 当社グループは、2012年以降、FIT※1制度を活用した大規模な太陽光発電所等の開発にこれまで約500MW以上取り組んでまいりました。2024年8月に策定・公表した中期経営計画「TX2030」※2においては、これらの開発実績等を活かしながら、注力事業分野の一つとして「FIT太陽光のFIP※3転+蓄電池併設」に取り組んでいく方針としており、2030年までに自社FIP転再エネ容量113MW、顧客企業向け累積施工容量150MWを目指しております。今後は、これらの再エネ電源を活用しながらI-REC(証書)の発行実績を積み重ね、顧客企業の脱炭素に関する取り組みを支援していくことで、「脱炭素のリーディングカンパニー」を目指してまいります。
【テス・エンジニアリング株式会社について】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/143072/table/85_1_fc0b9cbc4ba7d42d7a668351899f0630.jpg?v=202508081045 ]

※1FIT:
 「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法」に基づき、太陽光、風力、バイオマス等
 の再生可能エネルギーで発電した電力を、電気事業者が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束
 する制度であります。
※2TESSグループ中期経営計画「TX2030」:
 https://ssl4.eir-parts.net/doc/5074/ir_material_for_fiscal_ym1/162340/00.pdf
※3FIP:
 再生可能エネルギー発電事業者が発電した電気を卸電力取引市場や相対取引で売電をした場合に、
 基準価格(FIP価格)と市場価格の差額をプレミアム額として交付する制度のことであります。


■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IRチーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/
※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。
そのため、お電話での対応ができない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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