新開高等学院(所在地:埼玉県越谷市、代表:乗松拓弥)は、通信制高校生の中退や引きこもり問題を防ぐことを目的とした学校専用の悩み相談アプリを独自開発し、導入したことを発表いたします。同アプリは代表・乗松氏自らが開発し、生徒が気軽に気持ちを共有できる安全な居場所を提供することで、孤立を防ぎ卒業まで支援します。
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■ 開発背景:教員だからこそ見えた生徒の本当のニーズ
通信制サポート校「新開高等学院」の代表兼職員を務める乗松拓弥氏は、日々生徒と向き合う中で「従来のカウンセリングや面談だけでは、中退や引きこもりの兆候を早期発見できない」ことに気づきました。
文部科学省の最新調査によると、2024年度の通信制高校在籍生徒数は約29万人と過去最高を更新し、高校生の約11人に1人が通信制高校を選択している現状があります。しかし、通信制高校では自主学習が中心となるため、孤立感や学習への不安から中退してしまう生徒も少なくありません。小中学生の不登校も約30万人と過去最多となっており、継続的な心の支援ニーズは急速に高まっています。
「生徒たちが本当に必要としているのは、24時間いつでも安心して心の内を吐き出せる場所。孤立感や学習不安を抱え込んでしまう前に、気軽にSOSを出せる環境が必要だと感じました。既存のSNSでは不特定多数に見られる不安があり、対面カウンセリングは敷居が高すぎる。だからこそ、学校専用で安全性が保障された環境を自分たちの手で作り、中退や引きこもりを未然に防ぎたいと思ったんです」と乗松氏は開発動機を語ります。
同氏は元々IT系の経験があったものの、教育現場の実情を最も理解している当事者だからこそ、生徒目線に立った真に必要な機能を盛り込めたと考えています。現在はベータ版でのテスト運用を行っており、正式リリースに向けて最終調整を進めています。
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■ 中退・引きこもり防止を支える新たなデジタル支援ツール
通信制高校は自主学習が中心となるため、生徒の孤立感や学習への不安から中退に至るケースが課題となっています。
今回開発された悩み相談アプリは、従来の対面サポートを補完し、中退・引きこもりの予防に特化した革新的なツールとして設計されました。主な機能は以下の通りです
匿名投稿機能:生徒が匿名で気持ちを投稿可能
コミュニティ機能:他の生徒や教員からの温かいコメントを受信
プライバシー保護:学校専用システムによる安全な環境
不登校支援市場は2025年度に439億円規模に成長すると予測される中、デジタル技術を活用した支援の重要性が高まっています。同校の取り組みは、大手企業がメタバース技術を活用した不登校支援を開始するなど、教育のデジタル化の潮流とも合致しています。
※以下の写真の機能では生徒が気持ちを呟き、教員だけが見られる仕組みになっています。
朝の健康観察の際に、気持ちを選んでもらったり、その他伝えたいことがあれば書いてもらったりします。
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同アプリは2025年9月からの本格運用開始を予定しており、すでに生徒や保護者からの期待の声が寄せられています。
■ 全国への仕組み共有で教育業界にイノベーションを
新開高等学院では、このアプリ開発の取り組みを同校だけに留めず、全国の通信制高校や不登校支援を行う教育機関に対して、同様の支援システム構築のノウハウや仕組みの共有を検討しています。
「一校の取り組みで終わらせるのではなく、本当に困っている全国の生徒たちに届けたい」と乗松氏は語ります。
現在、複数の教育機関から相談が寄せられており、各機関のニーズに応じて、アプリ開発手法の研修や、生徒支援システムの構築サポートを提供する予定です。
さらに、今後は保護者向けの情報共有機能や、進路相談に特化したAIカウンセラー機能の追加も予定されています。
「テクノロジーの力で、一人でも多くの生徒が自分らしく学び、成長できる環境を作っていきたい。
同校の取り組みは、教員発のボトムアップ型イノベーションとして、教育業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
■ 会社概要
会社名: 株式会社テトリオ
代表者: 乗松拓弥
所在地: 埼玉県越谷市南越谷1丁目27−7 ノーブルクロスII302号
事業内容: 通信制高校サポート校運営、不登校生徒支援、オリジナル教育アプリ開発
URL: https://shinkai-gakuin.com/
■ 本件に関するお問い合わせ先
担当者: 乗松拓弥
電話:048-606-4373
Email:tnorimatsu@shinkai-gakuin.com
本プレスリリースに関する画像素材は、ご要望に応じて提供いたします。
【参考データ】
2024年度通信制高校在籍生徒数:約29万人(文部科学省調査)
小中学生不登校者数:約30万人(過去最多)
不登校支援市場規模:2025年度439億円予測
通信制高校生の割合:高校生の約11人に1人企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000165569.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp