8月8日を、気候変動を“自分ごと”にする契機に ~「この暑さに、慣れてはいけない。」~

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、社長:吉岡晃)は、一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(以下「JCLP」)が制定した記念日「暑すぎる夏を終わらせる日」の趣旨に賛同し、今後、気候変動に関する施策、情報発信を強化してまいります。
 JCLPは、2025年8月8日、毎年8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録し、一般社団法人日本ご当地キャラクター協会、一般社団法人ジャパンサステナブルファッションアライアンス、NPO法人気象キャスターネットワークとともに、この記念日を起点としたアクションを展開していくことを発表しました。

(JCLPプレスリリース:https://japan-clp.jp/archives/18923
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/21550/468/21550-468-017abe699e3a3d934d1b13e979dbd8f8-1000x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■新記念日・「暑すぎる夏を終わらせる日」とは
 日本各地で連日猛暑日が続く昨今、熱中症による死傷者の増加や労働・農業への影響、水害をはじめとする社会インフラの負荷拡大など、気候変動の影響が私たちの暮らしに深刻な形で現れています。にもかかわらず、こうした猛暑について「暑さ」としての言及はあっても「気候変動」と結びつけた報道や議論は限定的であり、気候変動対策への機運に結びついていないのが現状です。
 JCLPはこの課題に対し、最も暑いこの時期に「暑すぎる夏を終わらせる記念日」を設け、「暑さ」を気候変動の問題として捉え直す社会的きっかけを作ることにしました。この記念日は、未来の世代のために気候危機を止めるという意思を共有し、“社会全体のシステム転換を進めていくための起点”とするためのものです。
 そしてこの記念日の特徴は、「なくすため」の記念日であることです。私たち人類が気候変動を止めるという強い思いで行動し、温暖化を止めることができたときに、この記念日をなくすことを目指しています。

■アスクルの取組み
 アスクルにとっても、気候変動は“自分ごと”です。~仕事場とくらしと地球の明日に「うれしい」を届け続ける。~をパーパス(存在意義)に掲げ、社会インフラとなるべく毎日お客様に商品をお届けしていますが、このまま気候変動による気温上昇が続けば、商品の仕入れや発送、配送などのサービスをこれまでと同じように維持していくことは難しくなります。
 アスクルは、2030年までにスコープ1・2の温室効果ガス排出量をゼロにする目標を掲げ、再エネの導入やEVによる配送、資源循環などに取り組んでおり、さらに2050 年までにサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにすることを目指し、サプライヤーと協働してサプライチェーン全体での CO2 削減の取り組みを推進しています。また、お客様がより環境負荷の低い商品を選んでいただくことができるよう、仕入れ先であるサプライヤ―と協力し、アスクル商品環境基準に基づく環境スコアの見える化も進めています。
 アスクル一社だけでは気候変動に立ち向かうことはできませんが、今回制定された「暑すぎる夏を終わらせる日」を活用し、こうした取り組みをより多くのステークホルダーとともに進めていきたいと考えています。


<記念日制定団体について>
一般社団法人 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP) https://japan-clp.jp/
脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に発足した企業団体。幅広い業界から230社超が加盟(2025年8月時点)。加盟企業の売上合計は約160兆円、総電力消費量は約80TWh(概算値)。2017年より国際非営利組織The Climate Groupの公式地域パートナーとして、日本におけるRE100、EV100、EP100の窓口・運用も担う。

※本リリースに掲載の情報は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000468.000021550.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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