1.本件の背景
介護業界では従前より人手不足が叫ばれており、2025年3月の有効求人倍率(注)は職業計全国平均の1.16倍の約3.5倍にあたる3.97倍(介護関係職種)に達しています。また、高齢化率が上昇する日本においては、必要な介護職員数が今後さらに増加する見込みです。
人手不足が常態化している介護業界では、人材確保にあたり、人材紹介・派遣・スポットアルバイトの活用に偏重しているケースが散見されます。これは収益性の悪化を招き、財務健全性を下げるだけでなく、従業員の処遇改善の原資確保ができないなど大きな問題になっており「介護業界において採用力の向上」は喫緊の課題と言えます。
(注)厚生労働省「職業安定業務統計」より
2.取り組みの概要
人材確保に係るコストは、介護施設を運営するクラーチにおいても大きな課題になっています。クラーチは、ツナググループによるアセスメントを通じた採用活動の評価、及び効率化と強化に向けた施策の提案・支援を受けることで、持続可能な人材基盤の構築につなげてまいります。
ユカリアとツナググループは、クラーチにおける取り組みを端緒として、介護業界における人材確保ソリューションを確立し、人手不足に係る課題の抜本的な解決に貢献します。
3.今後の見通し
本件による当期連結業績への影響は現時点では軽微であると見込んでおります。今後の実行支援を経て、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに業績への影響を開示いたします。
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