森美術館の片岡館長やLVMH メティエ ダール ジャパン ディレクターの盛岡氏等、豪華講師陣を迎え「作品性・国際性・ビジネス性」の3点を学ぶレクチャーを提供

株式会社アブストラクトエンジン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 齋藤精一)は、経済産業省の令和6年度補正予算「クリエイター・エンタメスタートアップ創出事業費補助金(アート分野)」を活用し、同省とアート領域でのクリエイター・エンタメスタートアップ創出プログラムである「ART X JAPAN CONTEXT(※呼称 アート バイ)」を2025年7月下旬から2026年3月まで実施します。
先月、本プロジェクトの参加アーティスト・チームを決定し、支援プログラムの1つとして、世界に通用するクリエイター・スタートアップ創出を目的に、アート、クリエイティブ、デザインなど多分野のトッププレイヤーから「作品性・国際性・ビジネス性」の3点を学ぶレクチャーを提供します。

この度、レクチャー講師陣と各テーマ、一般公開の実施日が決定しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-86fe0b07facc8afa98e8f3c5e2f2ae2f-2834x1155.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■講師及びレクチャーテーマ一覧(敬称略)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/15546/table/40_1_9e27d52018a847051bceee941ae4d974.jpg?v=202509020946 ]
■一般公開レクチャー日時
下記2日程につきましては、レクチャーを一般公開します。ご興味のある方はぜひお越しください。

1. 2025年9月24日(水)国際文化会館 講堂
15:15~16:15 山下 有佳子「国際的なアートシーン・マーケットの動向と需要」
16:30~17:30 片岡 真実「アートと社会:国際的テーマへのアプローチ」
一般公開レクチャー観覧申込み:https://artxjapancontext-lecture3.peatix.com

2. 2025年11月6日(木)
※会場や観覧申込みPeatixは、実施概要に記載しているART X JAPAN CONTEXT公式サイトやSNSにてお知らせします。
14:00~15:00 盛岡 笑奈「LVMH メティエ ダールにおける日本の伝統技術との取り組み」
15:00~16:00 秋元 雄史「世界のアートシーンにおける日本の文化・文脈がもつ可能性」

尚、一部レクチャーの様子は公式サイトにアーカイブする他、講師とART X JAPAN CONTEXT統括プロデューサー齋藤精一による対談や講師単独インタビューのリール動画をSNSで投稿する予定です。
■「ART X JAPAN CONTEXT」とは
本事業で目指すのは、企業や地域産業が有する文化的資源(プロダクト・技術・知恵・場所等)とかけ合わせて制作したアート作品等を通じて、海外市場において評価されるアーティストを核としたチーム・企業・団体の創出です。日本人アーティストが海外市場で評価されるアート表現には、メディアアートやインスタレーションなど様々なフォーマットに共通して、「海外からの評価につながる日本らしさ」とその「多重な文化・文脈」への理解が必要だと考えています。
 本事業では、アート表現に関する教育・メンタリングに加え、クリエイティブ、デザイン、ビジネスなど多分野のトッププレイヤーから「海外からの評価につながる日本らしさ」とその「多重な文化・文脈」を学ぶコンテンツを提供することで、海外市場での需要を創出するアートの制作を支援し、世界に通用するアーティスト・スタートアップの創出を目指します。
■講師及びレクチャー概要
小山 登美夫|小山登美夫ギャラリー株式会社代表取締役、一般社団法人日本現代美術商協会副理事、アートアワード東京丸の内審査員[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-3d0bba567b070470e560c0fb376f8b7f-1654x2480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
1963年東京生まれ。1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1996年に小山登美夫ギャラリーをオープン。現在、東京の京橋、六本木、天王洲の3ヶ所にギャラリーを持ち、国内外のアーティストの展示販売をする。
香港、ニューヨーク、パリ、ソウル、台北などのアートフェアにも参加。

【レクチャー概要】
「海外で通用するアーティストになるための心構え」


中村 寛|文化人類学者、デザイン人類学者、多摩美術大学リベラルアーツセンター/大学院教授、アトリエ・アンソロポロジー合同会社代表[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-c2e65d9ec882caf565c9a0c9d2466f20-1566x1888.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
「周縁」における暴力、社会的痛苦、反暴力の文化表現、脱暴力のソーシャル・デザインなどの研究テーマに取り組む一方、人類学に基づくデザインファーム《アトリエ・アンソロポロジー》を立ちあげ、様々な企業、デザイナー、経営者と社会実装を行う。KESIKI Inc.にてmateとしてInsight Designを担当。グッドデザイン賞外部クリティーク。グッドデザイン賞フォーカスイシュー・リサーチャー。多摩美術大学サーキュラー・オフィスのプロジェクト・リード、デザイン人類学部門・リード。

【レクチャー概要】
「文化背景の異なる相手を対象としたリサーチ、アートの届け方、読まれ方」


山下 有佳子|アートプロデューサー、「Art Collaboration Kyoto」 フェア・ディレクター[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-2984bb538e960722ad02317f9d92e4b0-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
1988年に京都で茶道具商を営む家庭に生まれる。慶應義塾大学卒業後、ロンドンのサザビーズ・インスティチュート・オブ・アートにてアートビジネス修士課程を修了。サザビーズジャパンにて現代美術を担当したのち、2017年GINZA SIX内のギャラリー「THE CLUB」のマネージングディレクターに就任。2022年より「Art Collaboration Kyoto」フェアディレクター、京都市成長戦略推進アドバイザー(アート市場活性化担当)に就任。

【レクチャー概要】
「国際的なアートシーン・マーケットの動向と需要」
日時:2025年9月24日(水)15:15~16:15(一般公開)
会場:国際文化会館 講堂


片岡 真実|森美術館 館長[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-7f091146ed4879027df2012366661152-1189x1543.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
2003年より森美術館、2020年より現職。2023年度より国立アートリサーチセンター長、2025年度より京都芸術大学ICA京都所長を兼務。
第9回光州ビエンナーレ共同芸術監督(2012年)、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年)、国際芸術祭「あいち2022」芸術監督(2022年)を歴任。CIMAM(国際美術館会議)では2014~2022年に理事(2020~2022年に会長)。

【レクチャー概要】
「アートと社会:国際的テーマへのアプローチ」
日時:2025年9月24日(水)16:30~17:30(一般公開)
会場:国際文化会館 講堂


小川 秀明|アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表/アーティスティックディレクター[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-810404310733ad2eeff2cfdee298b666-641x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
東京生まれ。2007年からオーストリア・リンツ市を拠点に活動。アートとテクノロジーの世界的文化機関で知られるアルスエレクトロニカで、アーティスト、キュレーター、アート・シンキングの主任研究員として活躍。現在は同機関の研究開発部門アルスエレクトロニカ・フューチャーラボのアーティスティック・ディレクターを務める。札幌国際芸術祭2027のアーティスティック・ディレクター、Civic Creative Base Tokyoのクリエイティブ・ディレクター兼任。イノベーションプロジェクトなど、領域横断型の国際プロジェクトを数多く手掛けている。

【レクチャー概要】
「世界のアート潮流と今のアートの役割」


盛岡 笑奈|LVMH メティエ ダール ジャパン ディレクター[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-0af17406c56440cbddcb1f478b4bc991-1240x1791.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
2011年ラグジュアリー業界を牽引するLVMHグループに入社。以降、ウォッチ・ジュエリー部、本社勤務を通じマーケティングや経営戦略の経験を重ね、2022年より卓越した職人のノウハウの継承と発展を掲げるLVMHメティエ ダールの日本支部の設立と共にディレクターに就任。工芸から工業にわたり、日本の優れたものづくりの潜在力を発揮し、伝統と革新の対話を通じ、卓越したクラフトマンシップの活性化と職人に対する持続性のある事業の開拓と展開を志す。

【レクチャー概要】
「LVMH メティエ ダールにおける日本の伝統技術との取り組み」
日時:2025年11月6日(木)14:00~15:00(一般公開)
※会場は決まり次第、実施概要に記載している公式サイトやSNSにてお知らせします。



秋元 雄史|GO FOR KOGEIアーティステック・ディレクター、東京藝術大学名誉教授[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-c7ef6ea75510c923ac381d85dff425bd-1000x1499.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
1955年東京生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。1991年から直島のアートプロジェクトに携わる。地中美術館館長(2004-2006年)をはじめ金沢21世紀美術館館長(2007-2017年)、東京藝術大学大学美術館館長・教授(2015-2021年)、練馬区立美術館館長(2017-2023年)を歴任し、2021年から「GO FOR KOGEI」の総合監修・キュレーターを務める。

【レクチャー概要】
「世界のアートシーンにおける日本の文化・文脈がもつ可能性」
日時:2025年11月6日(木) 15:00~16:00(一般公開)
※会場は決まり次第、実施概要に記載している公式サイトやSNSにてお知らせします。


服部 今日子|ペース・ギャラリー 副社長[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15546/40/15546-40-28df22b243650d7579ccc6f23c7df563-1066x1600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【プロフィール】
2016年にフィリップス東京オフィスの立ち上げに参画、日本代表として日本市場の確立を牽引し、数々の重要作品の取引を成功に導き、同社の成長に貢献。現在はペースギャラリー東京の代表として新ギャラリーの立ち上げを主導し、日本のアートシーンのさらなる発展に尽力。FWDグループの社外取締役を務めるほか、宅地建物取引士(宅建)の資格も保有し、アートとビジネス双方に精通する多角的な視点で活動を展開している。

【レクチャー概要】
「日本のアート市場の現状とその大きな可能性」


■ 講師コメント
中村 寛|アトリエ・アンソロポロジー
《思想》が予感される作品を練り上げていくプロセスをともにできるのが楽しみです。ユニークな着想や着眼、深くやわらかなリサーチ、洗練された問い、そして憑依的な創造の飛躍――実践と思考とを往復しながら、ともに「つくり」、また「つくりなおす」プロジェクトをご一緒できればと思います。新たな関係性と価値が立ち現れる瞬間に期待を寄せて。

山下 有佳子|アートプロデューサー、「Art Collaboration Kyoto」 フェア・ディレクター
昨今、日本の文化や、アーティストに対する国際的な評価と注目が益々高まって来ています。

そうしたなか、自国のアイデンティティのひとつである文化の特異性を理解し、アートに限らず多様な分野との接続点を持たせられているアーティストが、長期的かつ強固な評価を維持することができているように思います。本プロジェクトを通じて生まれるコラボレーションが、日本から発信する世界に通用するクリエイター・スタートアップのさらなる飛躍に繋がることを願っています。

小川 秀明|アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表/アーティスティックディレクター
アートの役割は時代とともに変容しています。この取り組みの価値は、アートをマーケティングすることではなく、様々な領域とアートを掛け合わせ、物事や社会、地球の本質を探求することにあります。文化ドリブンによる未来の構想・創造、そして変容のためのアートが新たな価値を生み出すことを、心より楽しみにしています。
■実施概要
ART X JAPAN CONTEXT公式サイト:https://www.art-x-japan.com/

ソーシャルメディア
X(旧Twitter):https://x.com/panoramatiks
Instagram:https://www.instagram.com/panoramatiks/
Facebook:https://www.facebook.com/panoramatiks
■Abstract Engineについて
株式会社アブストラクトエンジンは、2020年に旧社名である株式会社ライゾマティクスから社名を変更。2006年、前身のライゾマティクスの設立以来、アート、広告、エンターテイメントの分野で先進的な表現を追求している。新社名「アブストラクトエンジン」の由来は、フーコーやドゥルーズ、ガタリが引用した「抽象機械」の概念から着想。現代において、社会の動力として機能することを目指し、実証実験と社会実装を推進する。
https://abstractengine.ltd/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000015546.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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