手書きの製造日報をデジタル化し、新商品開発の過程をスムーズに記録

株式会社アルダグラム(本社:東京都港区、代表取締役:長濱光、以下、アルダグラム)は、現場DXサービス「KANNA(カンナ)」が、製餡・和菓子製造を行う湘南製餡株式会社(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役:望月真澄、以下、湘南製餡)に導入されましたことをお知らせします。

KANNAの活用により、従来の紙での記録・管理の課題を解決し、あんこや和菓子の新商品開発におけるデータ活用を促進することで、業務効率化と品質向上を実現します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58603/98/58603-98-8c0698e7b3a44ffac14b64fb32fd62f8-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58603/98/58603-98-6d0ab84f9360dee44e28e3d18891f692-1024x682.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


課題と導入理由
【課題】湘南製餡ではこれまで、和菓子やあんこの製造における試作品開発や製造日報の記録に紙を用いていました。しかし、製造現場特有の水や蒸気といった環境要因により、紙にしわや歪みが生じたり、文字が滲んでしまう課題に直面していました。さらに、過去の製造データを参照する必要が生じた際、膨大な紙の記録から目的の情報を探し出す作業は多大な労力を要し、試行錯誤のプロセスが記録から抜け落ちることで、同一の失敗を繰り返すという非効率性も発生していました。加えて、メモ書きの日報には統一された書式が存在しなかったため、情報が属人化するリスクも懸念されていました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58603/98/58603-98-4a166787a49c970a0add740fe5674d4f-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【導入理由】このような課題を解決するため、KANNAを導入いただきました。タブレットやスマートフォンで遂行したい作業が完結する手軽さと、現場の状況に合わせて柔軟に帳票を作成できるフォーマットの汎用性が決め手となりました。

導入後の効果
 KANNA導入後、湘南製餡では和菓子製造における製造日報を紙ベースからデジタルへと移行しました。これにより、水や蒸気に晒されても劣化しないデータとして、試作品の微調整内容や製造過程の写真を正確に記録・保存することが可能になりました。製造日報のフォーマットをKANNAで標準化したことで、これまで個々人がばらばらに記録していた情報が体系的に整理され、社員全体での円滑な情報共有が実現しました。また、音声入力機能を活用することで、手が塞がっている状況でも即座に反省点や改善点を記録できるようになり、業務の効率化が図られました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58603/98/58603-98-2e432358091e2bcba6d6d0e1c069a26d-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
KANNAの活用例:「赤飯」の製造日報

 データはクラウド上に集約・蓄積されるため、過去の製造日報も瞬時に検索・確認できるようになり、半年や1年前のデータでも容易に振り返ることが可能になりました。このデジタルの強みにより、試行錯誤の過程が失われることなく、次の新商品開発に継続的に活用していく予定です。
将来的には、より多くのデータを蓄積し、商品開発のサイクルを短縮していくことを目指しています 。

湘南製餡株式会社 代表取締役 望月真澄様コメント
KANNAの導入は、私たちが長年抱えていた課題を一気に解決してくれるものでした。これまで紙のノートで管理していた製造日報がデジタル化され、水や蒸気でデータが劣化する心配がなくなったのは大きな安心材料です。さらに、ボイスメモ機能を使って、その場で感じた改善点を記録できるようになったことで、業務の手間が大幅に減りました。

何よりも、これまでは失敗した試作の過程や改善点がどこかにいってしまい、同じ失敗を繰り返すことがありましたが、KANNAにデータを蓄積することで、過去の試行錯誤がすべて資産として残るようになりました。これは本当に画期的なことだと思います。今後もKANNAの活用範囲を広げ、新たな商品開発にどんどん挑戦していきたいです。


■現場DXサービス「KANNA」について
「KANNA(カンナ)」は、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性向上を実現する「現場DXサービス」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間をカンナのように削り、作業の生産性を最大化します。Appストアでのアプリ評価は「4.3点」(5点満点)。ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。現場DXサービス「KANNA」は、世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」、ペーパーレス化を推進するデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスを展開。

【KANNAプロジェクト】https://lp.kanna4u.com/
【KANNAレポート】https://lp.kanna4u.com/report/  ※2024年9月特許取得


株式会社アルダグラム
テクノロジーの力で、世界中のノンデスクワーク業界の生産性向上に取り組み、現場DXサービス「KANNA」を提供しています。2020年7月、プロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」をリリース。2022年5月に株式会社MonotaROと資本業務提携。2023年5月、パナソニック株式会社と資本提携を締結。「KANNA」は、国内外で70,000社が利用(2025年6月現在)。日本のみならず海外にも展開しており、東南アジア・欧米・インドなど世界100カ国以上に展開。日本語版に加え、英語版・タイ語版・スペイン語版・ベトナム語版・インドネシア語版の多言語対応をしています。また、2023年11月にはKANNAシリーズ第2弾としてデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の提供を開始。

 【社名】株式会社アルダグラム
 【所在地】東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー 26階
 【海外拠点】バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)
 【代表者】長濱 光
 【設立】2019年5月8日
 【事業内容】ノンデスクワーク業界の生産性向上を実現するサービスの開発・提供
 【URL】(日本語・英語・タイ語)https://aldagram.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000058603.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
編集部おすすめ