ENGIE、イタリア蓄電池市場にKrakenを導入 - シチリア＆テルニで37.5MWを運用開始

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163890/4/163890-4-f3b3586120164288bc05ef29cdef25d9-1920x1076.png?width=536&amp;quality=85%2C75&amp;format=jpeg&amp;auto=webp&amp;fit=bounds&amp;bg-color=fff ]battery-site_kraken- グローバルユーティリティ業界を変革するAI搭載オペレーティングシステム「Kraken」を、ENGIEがイタリアの蓄電池ストレージ管理に導入しました。- Krakenによる柔軟な電力制御により、蓄電池は系統ショックを吸収し、停電リスクを抑えつつ、イタリアが直面する再生可能エネルギーの課題解決を支援します。- Kraken、ENGIEとの連携によりイタリアの蓄電池市場に初参入──シチリアとテルニの合計37.5MWのサイトからサービスを開始します。※本プレスリリースは2025年9月11日（現地時間）に英国・ロンドンで配信したプレスリリース（https://kraken.tech/press-releases/kraken-engie-battery-storage-italy）の抄訳です。2025年9月11日｜シチリア／テルニ発 - ENGIEは、グローバルユーティリティ業界を変革するAI搭載のオペレーティングシステム「Kraken」と提携し、イタリア国内の蓄電池ストレージサイトの運用を開始します。第一段階として、シチリアおよびテルニに設置された合計37.5MWの蓄電池設備の管理に着手します。Krakenの柔軟な電力制御技術は、ENGIEのトレーディングチームを支援し、蓄電池アセットのリアルタイム制御とディスパッチ（電力の需給調整）を自動化します。これにより、Krakenはイタリアの大規模発電市場に本格参入することになります。このパートナーシップは、再生可能エネルギーの利用効率を高め、電力系統の混雑緩和、高コストな停電リスクの回避など、エネルギーシステム全体の最適化に貢献します。またKrakenは、ENGIEによる周波数調整予備力や容量確保などのアンシラリーサービス市場への参入も可能にし、リアルタイムの監視・アラート機能、AIによる高度な分析と最適化により、システムの性能と価値を最大限に活用できます。イタリアのエネルギー移行における蓄電池の重要性イタリアの送電系統運用者Ternaによれば、同国の国家エネルギー・気候計画（PNIEC）で掲げられている131GWの太陽光・風力導入目標を支えるためには、2030年までに71.5GWhの新たな大規模蓄電が必要とされています。その多くは南部地域に建設される見込みであり、送電網への負荷を緩和し、系統のバランスを保つための「柔軟性の確保」がますます重要になります。安定した電力供給を維持し、太陽光・風力といった再生可能エネルギーのさらなる導入を可能にするうえでも、蓄電池は不可欠な存在です。蓄電の普及は、より早く、より安価で、より信頼性の高いエネルギー移行を支える基盤となります。Krakenで発電向けフレキシビリティを担当するゼネラルマネージャー、シャーロット・ジョンソンのコメント：「蓄電池は、信頼性の高い再生可能エネルギーシステムを構築するうえで欠かせない基盤です。私たちのプラットフォームは、すでに欧州全体で4GW規模の大規模蓄電および再エネサイトで実績を上げています。再生可能エネルギー分野における深い専門性を持つグローバルエネルギー企業ENGIEとの連携を通じて、最もコスト効率に優れたエネルギー源である風力・太陽光の力を最大限に引き出し、電力系統を強化し、よりスマートで持続可能なエネルギーシステムの実現を加速させていきます。」KrakenについてKrakenは、ユーティリティ事業のデジタル化と変革を実現する、世界で唯一の実績あるエンドツーエンド型プラットフォームです。EDF Energy、E.ON Next、Octopus Energy、Origin、東京ガスなど、世界の大手エネルギー企業から信頼を得ています。ロンドンとニューヨークに本社を置くKrakenは、7,000万件以上の顧客アカウントの管理を受託しているほか、世界最大の住宅向けバーチャルパワープラント（VPP）や、欧州最大級のグリッドスケール・バッテリーを運用しています。同プラットフォームは、高度なデータ処理、AI、機械学習機能を備えており、エネルギーサプライチェーンの大部分を自動化。卓越した顧客サービスと効率性を両立させています。これにより、ユーティリティ業界の常識を刷新し、パートナー企業における新規サービス開発を30倍に加速させ、顧客満足度ランキングでのトップ評価を獲得。さらに数億ドル規模の運用コスト削減にも貢献しています。また、クラウドベースのアーキテクチャにより、柔軟かつスケーラブルな拡張性を実現。これまでに類を見ない迅速かつシームレスなシステム移行実績を誇り、水道など他分野への事業展開にも成功しています。詳しくは公式サイトをご覧ください： https://kraken.tech/ja[お問い合わせ先]Kraken Technologies Japan合同会社Email: marketing-jp@kraken.tech企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000163890.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp

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