株式会社JALカード(本社:東京都品川区、代表取締役社長:西畑 智博、以下「JAL カード」)では、JALグループ初となる「JAL国際線ファーストクラス機内食試食会」を2025年6月14日に開催しました。本イベントは、JAL国際線ファーストクラスで提供している機内食(洋食)のフルコースでの試食会をはじめ、客室乗務員の講話、JAL SKY MUSEUMや格納庫見学など盛りだくさんな内容で実施をし、応募倍率は驚異の約100倍を記録。


これまでにない新しいアプローチである本イベントの魅力について、企画・実施を手がけた会員マーケティング部の大倉にインタビューしました。

JALグループ初!地上で味わう“空の贅沢”!「JAL国際線フ...の画像はこちら >>


──今回は、JALグループ初の国際線ファーストクラス機内食、そしてJALカードとして初の機内食をお出しするイベントだと伺いました。このイベントが実現したきっかけを教えてください。

これまでJALカードでは、会員の皆さまにJALカードを持っていてよかったと思っていただくため、「航空教室」や「大使館/大使公邸訪問イベント」を中心にイベントを行ってきました。これらはありがたいことに毎回応募倍率も高く、参加者の皆さまからご好評いただいているイベントです。そのため今後も継続して実施していきたいと考えていますが、2025年はこれまでになかった新しいイベントを実施し、新たな切り口でJALグループとJALカードの魅力を発信したいとも考えていました。

そこで昨年、JALカード公式XでJALカード会員の皆さまに、参加してみたいイベントを初めて投票いただいたところ、得票数1位だったのが、機内食試食イベントだったんです。それをきっかけに、これまでJALグループでは実施例のなかった、国際線ファーストクラス機内食を試食いただくイベントを企画し、お客さまの声にお応えすべく本格的に準備を進めました。前例のないイベントだったため、募集開始前は応募が集まるか不安もありましたが、最終的には応募倍率は約100倍にものぼり、多くの反響をいただけたことを大変嬉しく思っています。

今年私たちは「一歩踏み出す」を合言葉に、JALカード公式Instagramのアカウント開設などを始め、さまざまなことに取り組んでいるので、その一歩踏み出した挑戦に対してお客さまからたくさんの反応をいただけたことは大きな励みになりましたね。これを原動力に、今後のイベント企画にも一層力を入れていきたいです。

──確かに、これほど多くの反響があれば、次のイベント企画に対してもますます意欲が自然と湧いてきますよね。
今回のイベントは2部構成で、内容盛りだくさんだったと伺っていますが、実際には1部と2部でどのようなことを実施されたのでしょうか。


今回のイベントでは、1部と2部それぞれ違うテーマを設けました。

まず、第1部では、「JAL国際線ファーストクラス機内食試食会」と題して、主に日本発の欧米路線のファーストクラスで提供されている洋食の機内食をお召し上がりいただきました。試食の他にも、ジャルロイヤルケータリング株式会社の社員による機内食に関する講話、そしてファーストクラス乗務資格を持った客室乗務員による講話なども実施しました。

JALグループ初!地上で味わう“空の贅沢”!「JAL国際線ファーストクラス機内食試食会+JAL工場見学~SKY MUSEUM~」に迫る -JALカードが挑んだ、会員だけの特別な体験-


※写真はイメージです。

JALグループ初!地上で味わう“空の贅沢”!「JAL国際線ファーストクラス機内食試食会+JAL工場見学~SKY MUSEUM~」に迫る -JALカードが挑んだ、会員だけの特別な体験-


そして第2部では、JAL工場見学を行いました。普段は1度に70名ほどの方々にご案内しているJAL SKY MUSEUMと格納庫の見学ですが、本イベントでは10名様の貸切でたっぷりと見学していただきました。かなり特別感がありますよね。

JALグループ初!地上で味わう“空の贅沢”!「JAL国際線ファーストクラス機内食試食会+JAL工場見学~SKY MUSEUM~」に迫る -JALカードが挑んだ、会員だけの特別な体験-


またJALグループでは現在、持続可能な社会の実現に貢献するために、サステナビリティに関する取り組みを積極的に進めています。第1部では客室乗務員による講話を通じて、機内におけるJALグループのサステナビリティ関する取り組みをクイズ形式でご紹介し、ご参加の皆さまに楽しく知っていただく機会をつくりました。それに加えて、第2部で行った格納庫見学では、ガイドから航空機運航における省エネルギーへの取り組みについてご紹介しました。

JALカード会員の皆さまにこうしてご紹介することで、JALグループのサステナビリティの取り組みを知っていただき、次回ご搭乗の際に関心をお寄せいただけると嬉しいなと思っています。


──充実した内容で特別感満載のイベントだったかと想像しますが、当日実際に参加されたお客さまのご様子や寄せられたお声などをぜひ教えていただけますか?

国際線ファーストクラスに搭乗しなければ味わうことのできない機内食を前に、写真を撮る方、そして「美味しい…」と言わんばかりに一口食べては頷く仕草をされるお客さまなど、皆さま笑顔で楽しまれていました。客室乗務員の講話は、実際にファーストクラスに乗務する先任客室乗務員が担当し、ファーストクラスならではのサービスの裏側についても紹介し、皆さん興味津々でした。

また第2部の工場見学では、貸切のJAL SKY MUSEUMではJALの歴史に触れ、格納庫見学では間近で見る飛行機の迫力に興奮されているご様子でした。

参加者からは、「さすがJALのファーストクラスの機内食、とっても美味しいです!」や「もしまた同じイベントがあるならもう1度参加したいです!」といった嬉しいお声をいただきました。

さらに、お帰りの際に「楽しかった!ありがとうございました!」と笑顔でお声をかけていただき、企画して本当によかったと私自身も充実感で溢れました。

──今回のイベントは前例のない取り組みだったとのことでしたが、だからこそ特に工夫された点や、苦労された点はありましたか?

初の試みということもあり、お客さまの満足度をどのように高められるかを徹底的に検討しました。当日お召し上がりいただいた機内食は、ジャルロイヤルケータリング株式会社にて国際線ファーストクラス洋食メニューを担当するシェフが調製したのですが、そのシェフが、一品ごとに皆さまの前で料理の解説を行いました。さらにはファーストクラスに乗務する客室乗務員の話をプログラムに組み込んだり、試食後にそのまま航空機を見学いただいたりすることで、JALグループ全体の魅力を体感していただける内容に仕上げました。

そして、ファーストクラスの機内食をイベントで提供するにあたり、JALの機内食を統括する部署との調整など、多くの関係各所との連携が必要だったんです。その調整過程では紆余曲折もありましたが、最終的には思い描いていた通りの形でイベントを無事に開催することができました。

──お客さまに満足感や特別感をいかに味わっていただけるか、企画段階から重ねられた試行錯誤が、今回のイベント成功につながったのですね。今後ますます期待が高まります!最後に、これから挑戦してみたい企画や、JALカード会員の皆さまへのメッセージをお願いいたします!

今後は、お子さまのいるご家族に楽しんでいただけるイベントや、航空以外の要素を織り込んだイベントなど、これまで前例のないイベントにもどんどん挑戦していきたいと考えています。
もちろん、航空教室など、JALカード会員の皆さまに長年ご支持いただいてきたイベントも、さらに楽しんでいただけるようにブラッシュアップしていきたいです。

また、通常はご搭乗時に召し上がっていただく機内食ですが、地上でのイベントを通じて味わっていただくことで「JALに乗りたい!」と思っていただき、さらにJALグループを身近に感じていただきたいと思っておりますので、機内食に関連するイベントも期待していただけると嬉しいです!

これからも「JALカードを持っていてよかった!」と感じていただけるイベントを企画してまいりますので、引き続きJALカードをどうぞよろしくお願いいたします!
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