「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」は、1回30分で女性の健康に必要な3つの運動「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」ができる、国内最多のフィットネスクラブチェーンです。

お悩みや体力によって運動の強度を調整でき、専門コーチがサポートするので、運動経験がある方はもちろん、運動が苦手な方、不安がある方でも取り組みやすいのが特徴です。


全国にいる約7,000人のコーチのなかには、会員の方と同年代で、同じような悩みを経験している人も少なくありません。今回は、母親の病気や自身のダイエット経験がきっかけでカーブスコーチになったという久川さん(45歳)に、これまでの体験談や、同年代の女性に伝えたいことなどをインタビューしました。

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- カーブスコーチになった経緯を教えてください。

私は小学生の頃から、ぽっちゃり体型で、ずっと「痩せたい」と思っていました。高校生になってからは、食事を抜いたり、当時流行っていたリンゴダイエットをしたりしていましたが、一時的に痩せても、また戻ってしまうことの繰り返し。30歳を過ぎてからは、食事を減らしても痩せなくなり…、プールやジムに通ったりしましたが、それもなかなか続きませんでした。そして32歳のときに病気をしたことで、体を根本的に変えたいと整体の勉強をしたんです。筋肉や骨などについて学ぶなかで、食事を抜いたり、無理な運動をしたりするのではなく、ダイエットも「続けられるもの」でないと意味がないと考えるようになりました。その後、転職を考えていたときにカーブスコーチの仕事を見つけ、ここでなら、自分と同じような悩みを持つ人の力になれるかもしれない。自分も運動をすることで健康でいられるに違いないと思ったのです。

- なぜ、そう思ったのですか。

じつは私の母がカーブスのメンバー(会員)で、もう18年も続けています。
その母がカーブスに入る前、43歳のときに乳ガンになり、私も子どもながらに心配して、不安になったことを覚えています。

当時の母の体型もぽっちゃりで、仕事と家のことだけで、運動はまったくしていませんでした。ごはんや甘いものをたくさん食べていました。そして、乳ガン治療でホルモン剤を続けるなかで、糖尿病になってしまったのです。これはいけないと、母も食事を見直したり、自分なりに運動を始めたりしましたが、あと5キロがどうしても減らせなかったそうです。

そんなとき、近所にカーブスがオープンして、母はすぐに入会しました。そこから少しずつ体重を減らし、目標のマイナス5キロよりもさらに減らして、今もそれを維持しています。18年間、ガンの再発もなく、糖尿病の進行もなく、とても元気に過ごしています。

その母にカーブスのことを聞いたとき、「無理せずできて、楽しい」と言っていたことがずっと心に残っていました。その頃の私は、ジムでやる運動は、一人でもくもくとやる感じで、とても楽しいとは思えませんでした。だから「そんなに楽しく運動ができるところがあるなら、自分もやってみたい」と思っていたのです。

【母の病気と自身のダイエット失敗経験から学んだ運動の大切さ】同世代の40代女性に伝えたいこと


- ご自身も、運動の必要性を感じていたのですね。


母もそうですし、私や周りもそうですが、年齢が上がるにつれて体調を崩す人が増えていきますよね。私は37歳でコーチになりましたが、40代になってから30代よりさらに痩せにくくなったと思いましたし、睡眠の質が落ちたのも感じました。ホルモンバランスの乱れから、さまざまな体調の変化が起きやすい年代ですから、運動は絶対に必要だと思っていました。

- 同じ40代の会員の方は、どういうニーズで通われているのですか。

やはり「痩せたい」ということで通われている方が多いですね。ある40代後半のメンバー(会員)さんは、更年期の影響もあるのか、体重が増えただけでなく、ひざや肩など関節に痛みが出ていました。なので、私も痛みの状態を確認しながらサポートをするようにしていますが、「運動を休むと痛みが出てくるし、余計に太ってしまうから」と、仕事の合間を縫って熱心に通われています。

また、40歳前後のメンバーさんですが、痩せたいというニーズで入会されて、1年ちょっとで10キロ体重を落とされた方もいます。運動はカーブスだけで、そのサポートとともに、食事のアドバイスもさせていただいています。その通りに実践してくださり、成果を出されたので、私も嬉しかったですね。「自分では、どうしたらいいのかわからなかったから、教えてくれてありがとう」と言っていただき、とてもやりがいを感じました。その方は、小学生のお子さんと一緒に通われているんですよ。
親子で仲よく運動をされている姿は、とても微笑ましく感じます。

そのほかにも、細身の方で「体力をつけたい」「引き締めたい」という方もいらっしゃいます。40~50代のメンバーさんはお仕事をされている方が多いので、仕事帰りに寄って運動をすることで、「疲れが取れた」「体が軽くなった」「気分がスッキリする」「夜ぐっすり眠れる」というお声をよくいただきます。

【母の病気と自身のダイエット失敗経験から学んだ運動の大切さ】同世代の40代女性に伝えたいこと


- 同世代の女性に、どのようなことを伝えたいですか。

カーブスには幅広い年代の方が通われていますが、最近は30代、40代、50代の方の割合が増えています。私と同世代の方も少なくないので、体の変化など、お悩みについては私自身の経験も踏まえてお伝えすることもあります。

私が病気をしたのは30代でしたが、当時は仕事が忙しくて、あまり運動をしていませんでした。それで免疫力が低下していたのはあると思います。カーブスに入社してからは、ここで週2~3回、定期的に運動をしていますが、おかげで、病気の再発もなく、体調を崩すこともなく、仕事をすることができています。風邪も引かないし、入社前に感じていた体のだるさもなくなりました。母だけでなく私自身も、運動をしているから元気でいられるのだと実感しています。

私たちの年代は、仕事をしながら、家のこともやらなければならず、忙しくてつい自分のことは後回しにしがちです。
でも、お母さんが元気でなかったら、お子さんも悲しいですよね。見た目で「痩せる」ことも大事かもしれませんが、それ以上に「健康」であることは何よりも大切なことです。ご自身の健康のために、ぜひ運動は続けてほしいと思っています。

- 今後、どのようなことを目指していますか。

この仕事を通じて、自分自身も勉強をして、正しい健康知識を身につけることができました。これからも知識を増やし、それを伝えながら、メンバーさんの健康のサポートをしていきたいと思っています。

メンバーの方からは、「落ち込むことがあったけど、ここに来たら元気が出た」とか、「久しぶりに友だちに会ったら、痩せたねと言われた」など、嬉しいお言葉を毎日のようにいただきます。だからこそ、メンバーさんが楽しく運動を続けられる場を守っていかないといけない。そして、運動を通じて健康な人をもっともっと増やして、この地域を活気ある街にしていきたい。それが私の夢でもあるのです。

【母の病気と自身のダイエット失敗経験から学んだ運動の大切さ】同世代の40代女性に伝えたいこと
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