今年、フジロックへ行く理由
<フジロック>には過去3回(15、17、18)参加しています。もはや夏の風物詩として見過ごせないものになっていて、フェス自体の空気感が第二の故郷と言わんばかりに好きなので、あまりラインナップは気にしてないかもです。とりあえず田舎のばあちゃんちに帰省するみたいな。<フジロック>行かずして夏語れず! という謎の使命感が理由でしょうか。今年のラインナップの印象
今年のラインナップは例年以上に洋・邦どちらも驚きがありましたし、カバーしているジャンルも幅広いのかなと感じます。ELLEGARDENだったり銀杏BOYZ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONがでるあたり、2000年代初期に青春時代を謳歌した20代後半から30代前半のライブキッズたちのエモ心をこれみよがしにくすぐりにきてると思いました。当事者としてはよくぞやってくれたな! という想いです。あと、SIAは2019年に<フジロック>以外はライブしないそう(?)だから一度この目で拝ませていただきたいです。観たいアーティスト
言うまでもなく銀杏BOYZ。銀杏BOYZは何度も見ていて、他のロックフェスにも出ているけど、自分は野外では見たことがなく、だだっ広いGREEN STAGEで大合唱が起きたら人も木々も空も号泣必至なことは自明なので、すでに涙腺はスタンバイしています。動画で見た2005年の<ROCK IN JAPAN FESTIVAL>みたいな伝説を目の当たりにしたい。全曲の歌詞を覚えてるほどには愛していますが、やっぱり“BABY BABY”が一番好きです。銀杏BOYZ - BABY BABYやりたいアクティビティ
イチ押しのアクティビティでいうと真夜中のCRYSTAL PALACEが、一度踊り狂ったらもう、現実世界に戻れないと言われるほどの桃源郷です。西部劇に出てくるような(?)、今にもカウボーイたちがビール片手にはしゃぎだしそうな(?)、ダンスフロアが中央にあって、陽気な音楽に思わず踊りだせば、知らない人もみんな友達になってしまうほどの異様なハッピーと、踊り明かした翌日の体力的なダメージの間にある煉獄。お目当のアーティストがRED MARQUEEとかで演奏していても、まあいっかってなってしまうほどの異常な居心地はまるでYogiboのソファです。印象的なエピソード
印象的と言うか、きつかった出来事は、去年のKendrick Lamarのライブの際は、大型台風の直撃の真っ只中でした。多くの人がそのパフォーマンスに圧倒される中、その裏で寝ぐらとなるキャンプサイトは、獣の巨人につぶてをぶちこまれたウォールマリアさながらに、テントは根こそぎ吹き飛ばされ、荷物はバラバラに蹂躙され、見るも無残な絶望地帯と化していました(自分たちのテントは無事だったけれど、吹っ飛ばされた家なき子羊たちは一体どうしたのか……)。暴風雨の中、獅子奮迅の想いでKendrick Lamarを聴きに行った友人は、見事に返り討ちに合い、コンディションを決壊させ、貴重な夜を棒に振る羽目に。自分はというと、ひとり姑息に暖をとったおかげで、超回復し、その後も朝まで踊り明かせました。3日間楽しむためには、心を鬼にして体調管理すべし。「自分の身は自分で守る」ということは今も教訓になっています。今年の意気込み
オートキャンプの「MOON CARAVAN」で参加するのは初なので、ライブを見る以外の楽しみ方を開拓したいです。炊事をしたりしてのんびり過ごすことに徹したい。タイムテーブルの出る前ですが、初日のThe Chemical BrothersかThom Yorkeどちらをとるかが今年のフジロックの鍵を握る気がしています。ハシゴしたいからいい感じにタイムテーブル組んでください、運営さんお願いします!
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FUJI ROCK FESTIVAL’19

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