スティーヴン・キングのロングインタビューが到着
インタビューでは、小説『ドクター・スリープ』のキャラクター造形の裏側や本作のテーマ、今回の映像化について、スタンリー・キューブリックが監督を務めた『シャイニング』との対比や繋がりなど、本作について余すことなく語られた。キングは、「私はいつも言ってきたんだが、スタンリー・キューブリックの映画版と私の小説の違いは、彼の映画が氷で終わるのに対し、私の小説は炎で終わるという点なんだ」と、2つの作品の違いを前置きした上で、「しかし、大人になったダニー・トランスのストーリーを、マイク・フラナガン監督が、自身の明らかにおおらかな心を通して研究してくれた。だからこそ彼はキューブリックの映画をもう少し先へと進めることができ、それによっていろいろな点に“温かさ”が加わっている」と、キングの世界とキューブリックの映画を融合させることに成功したと語る。「この映画はふたつのことをやっている。まず、これは小説『ドクター・スリープ』の見事な映画版であること。そしてまた、スタンリー・キューブリックの映画『シャイニング』のすばらしい続編であることだ。マイクは、映画『シャイニング』では起きたが、小説「シャイニング」では起きなかったこともいくつかあるという“世界”で、この映画に取り組み、この二つのテーマをうまく成し遂げている」と、監督の手腕を絶賛した。キャラクター造形に関わる裏側も、YouTubeで特別映像公開
本作のキャラクター造形には隠された裏側も、キングによって告白された。「『ドクター・スリープ』を執筆したとき、私は長い間、断酒をしていた。私はその視点からダニーのストーリーを書きたかった。というのは……。いや、私は別に自分がふたりの別の人間だったと言うつもりはないよ。それだとこのストーリーを誇張することになってしまうからね。映画『ドクター・スリープ』特別映像(S・キング&フラナガン)2019年11月29日(金)公開

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ドクター・スリープ/DOCTOR SLEEP(原題)

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